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RAY現体制ラストワンマンライブで甲斐莉乃、月日が脱退

RAY。左から月日、甲斐莉乃、内山結愛、琴山しずく。
1年以上前2022年07月11日 14:01

RAYが7月23日に東京・新宿BLAZEで行う現体制ラストワンマンライブ「history」をもって、甲斐莉乃と月日がグループを脱退することが発表された。

ワンマンライブ後、甲斐と月日はグループを脱退しつつも、現在の事務所で芸能活動も継続。内山結愛と琴山しずくはRAYでの活動を続け、新メンバーオーディションを経た新体制への準備を進めていく。

甲斐莉乃 コメント

突然のご報告となり、驚かせてしまってごめんなさい。私甲斐莉乃は、7/23の現体制ラストワンマンライブを持ってRAYを脱退します。
3年間歩み続けて、積み上げてきたもの、頭を悩ませてきたもの、今はまだわからなくても、いつかはそれが必要だったと思えるように、自分は自分として前を向いていきたいです。
RAYとして活動をしている中で、密かにずっと心の奥底で思い続けてきたことがあります。それは、RAYの裏テーマは"愛"だったんじゃないかなあということです。たくさんの人々に支えられてきたRAYは、愛そのものだとも思います。
そんな愛溢れる日々の中で、たくさんの人と出逢えたこと、向き合えたこと、心を通わせ合えたこと、すべてがかけがえのない出来事として自分の中に残っています。
自分はライブで表現することが大好きで、それをみて応援してくれるファンの方々がいて、ライブという一つの空間が居場所であり、表明であり、生きる大きな源のような場所でした。

自分は活動の中で、表面的に見られやすいことが多くあることに葛藤があったりもしましたが、そんな中で自分の内面を、内側から伝わるものを感じ取ってくれた人たちがいて、その内側の部分を好きになってくれた人がいたいう事実から、自分は活動する勇気をより強い気持ちとして持つことができました。
運命のおかげとか、運命のせいだとは思うことはないけど、運命ってあると思います。自分はその運命のなかで、もがいて、いつかは適うことを信じて進んでいきます。これまで愛してくれた方々、これからも心を繋いでくれる存在でいてくれたらうれしいです。
自分はアイドルだからこそ、生み出したい表現というものがあって、表現を通しての評価やコミニケーション、そういったものが自分にとって一番の生きがいです。アイドルというのは、ファンの方との関係性がより近くて、その人自身に興味を持ってもらえたり、その人が生み出したものも同時に好きになってくれたり。
そんなファンの方とのコミニケーションがあって、アイドルとしてここに在って、RAYとしてのライブはみんなのことを一人一人強く感じながら、重なり合える瞬間だと感じました。
2ndアルバム「Green」に収録されている「Message」という曲は、いつの日にかかたちをなくすRAYのことを想って書いた詩です。甲斐莉乃はRAYから離れますが、RAYはこれからも続きます。
みんなが愛してくれたRAYの物語の中に、自分の存在を覚えてくれていたらいいな。
自分からのすべての愛でした。
自分はもっともっと、いろんな人の持つ心の奥に潜む想いを知っていきたい。人生をかけて、表現を積み上げていけたらうれしい。
これからのことはまだ分かりませんが、自分はアイドルとして、みんなとの間に生まれるコミュニケーションが大好きです。表現だって続けていきたい。そんな意思を伝えておきます。
RAYとしての甲斐莉乃はこれにて終了です。
愛してくれた皆様、本当に本当に。ありがとうございました!
甲斐莉乃

月日 コメント

いつもあたたかな応援、ありがとうございます。
わたし月日は、7月23日開催の現体制ラストワンマンライブをもって、令和1年5月1日より続けてまいりましたRAYでの活動を終了いたします。
直前のお知らせとなってしまいごめんなさい。

わたしはRAYの音楽が、ライブが、大好きです。音にのまれ自分を失くし身を委ね歌い舞う、あの時間が、みんなの眼差しが、大好き。
RAYになって、今までのアイドル人生で経験できなかった色んなこと、叶えることができました。本当に感謝しています。だから、葛藤は長いこと抱えていたけれど少しお休みをいただいたりしながら、なんとかステージに立ち続けてきました。
そんな中、グループで活動する上で大事なものが、これからも大事にしていきたかったものが、グループの環境と両立できなくなっていきました。それは自分の中で決定的なものでした。
それでも、何度も気持ちを立て直そうとしました。最近RAYを知ってくれた人、わたしを好きになってくれた人、ずっと見続けてくれてる人、みんなの顔を何度も思い浮かべて、何度も気持ちをセットして、続ける未来を思い描きました。
でも日増しに心は鈍り、なにも描けなくなってしまいました。
やはりこんな気持ちのままで進んでいくことは、アイドルではないと思ったし、わたしを好きで居てくれてるみんなに誇れる自分ではなくなってしまうと思いました。生き方に嘘ついたらわたしの人生はおわりです。
みんなの望む場所で咲き続けることができなくてごめんなさい。
ここで出会えたみんなは、わたしがひとりの人間として生きている、ということを受け入れ、喜んでくれました。安心して呼吸ができたし、自分や他者を抱きしめることのできる人間に近づけてくれた。本当にありがとう。
そんなみんなだから、これからも自分を信じて、自由になにかを好きになって、すこしの希望を貰ったりしながら、ただ、生きてさえいてくれたらわたしは幸せだよ。あなたとわたしが出会えたことは消えないし、これからも続くんだと思うから。
でももし、これからもわたしの魂の在処を追い求めてくれるなら、きっとまた会おうね。
7月23日RAY現体制ラストライブ、見届けてください。
月日

RAY現体制ラストワンマンライブ「history」

2022年7月23日(土)東京都 新宿BLAZE

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