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Dios初のツアーが豊洲PITで終幕、オーディエンスの心に作り上げた1人ひとりにとっての“CASTLE”

「Dios 1st Tour『CASTLE』」最終公演の様子。(Photo by Masanori Naruse)
2年以上前2022年08月16日 3:02

Diosのツアー「Dios 1st Tour『CASTLE』」の最終公演が8月12日に東京・チームスマイル・豊洲PITにて開催された。

「Dios 1st Tour『CASTLE』」は今年6月にリリースされた1stアルバム「CASTLE」の発売を記念して行われた、Diosにとって初のツアー。彼らは7月の大阪・梅田CLUB QUATTRO公演を皮切りに5公演を行い、ツアーファイナルでは過去最大キャパとなるチームスマイル・豊洲PITにて渾身のパフォーマンスを届けた。

開演時刻を過ぎると、Ichika Nitoがステージに登場し、降り注ぐスポットライトの光を浴びながら、舞台中央に設えられたハープを爪弾く。神秘的な音色が会場を優しく包む中、たなかとササノマリイも姿を現し、そのまま3人は「残像」でライブをスタート。真っ赤なライティングを全身で浴びながら披露された「ダークルーム」を経て、軽快なリズムの楽曲「Bloom」が演奏されると、フロアにハンドクラップが自然と沸き起こり、会場の空気が早くもひとつになった。

MCでたなかは、「CASTLE」というタイトルについて「僕らがもっと遠くに羽ばたいていくための拠点を作りたいなと思って、このタイトルにしたんですけど、みんなにとっての城でもあってほしいと思っていて。1人ひとりの中にそれぞれ姿の違う城が建つといいのかなと思います」と語り、そのまま「断面」をパフォーマンス。「Misery」ではミラーボールの光が会場中を照らし出す中、Ichika Nitoが奏でる儚いギターの音色、ササノによる流麗なキーボードのサウンドに、たなかのエモーショナルな歌声が重なった。

ライブ中盤で3人はアコースティック編成のパフォーマンスを行い、宇多田ヒカル「One Last Kiss」、キリンジ「エイリアンズ」といった名曲のカバーも披露。「エイリアンズ」では黄色のライトに照らし出されたミラーボールがまるで満月のように輝き、たなかのファルセットまじりの美しい歌声とも相まって、神々しさすら感じさせるドラマチックな世界観が作り上げられる。さらに「The Room」「いのち」が披露されると、観客はしっとりとした空気に酔いしれるように、3人が紡ぐ歌声と音に耳を傾けた。続けて、既存の楽曲をもとに再構築した“短編楽曲”「Sakana」と、同楽曲のもととなった「劇場」が連続でパフォーマンスされると、ライブ後半に向けて会場の空気はヒートアップ。「Virtual Castle」の演奏後にたなかが「僕らの曲を10年後とか20年後とかふと思い出したときに、一気に当時の思い出がよみがえったりしたらそんなにうれしいことはないだろうなと思うわけです。そういうふうに祈りながら音楽を作っていくので、これからもよろしくお願いします」と真摯に語ると、会場は温かい拍手に包まれた。

そのまま3人はラストスパートとして「試作機」「紙飛行機」を連続でパフォーマンス。本編の最後には、3人で初めて作った楽曲「逃避行」を演奏し、舞台をあとにした。その後鳴り止まないアンコールの拍手に迎えられ、3人は再び舞台に登場。たなかが「『CASTLE』というアルバムでは、生々しさを描きたくて。この曲は城を出たときに背中を押してくれるような曲になっているので、アルバムには入れなかったんですけど」と語り、彼らは「裏切りについて」を演奏する。眩い照明の光に包まれた3人から晴れやかなパフォーマンスが届けられライブは終幕。最後に彼らは深々とお辞儀をし、ステージを颯爽と去っていった。

「Dios 1st Tour『CASTLE』」2022年8月13日 チームスマイル・豊洲PIT セットリスト

01. 残像
02. ダークルーム
03. Bloom
04. 鬼よ
05. 断面
06. Misery
07. 天国
08. One Last Kiss(原曲:宇多田ヒカル)
09. エイリアンズ(原曲:キリンジ)
10. The Room
11. いのち
12. Sakana
13. 劇場
14. Virtual Castle
15. 試作機
16. 紙飛行機
17. 逃避行
<アンコール>
18. 裏切りについて

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