獅子志司の楽曲「虚ろを扇ぐ」の新作ミュージックビデオがYouTubeにて公開された。
「虚ろを扇ぐ」は、ゲーム「プロジェクトセカイ カラフルステージ! feat. 初音ミク」内のユニット・Vivid BAD SQUADに向けて獅子志司が書き下ろした楽曲。MVはVivid BAD SQUADとKAITOが歌唱する“セカイver.”と、初音ミクが歌唱する“初音ミクver.”の2種類あり、どちらも異なる映像が使用されている。初音ミクver.の映像は、獅子志司の代表曲「絶え間なく藍色」のMVを手がけたイラストレーター・しまぐちニケと映像作家のBiviによる制作ユニット・擬態するメタが手がけており、「絶え間なく藍色」で描かれていたイラストや構図をもとにした“リメイク作品”として制作された。
獅子志司はこのMVについて「僕の作った『虚ろを扇ぐ』という曲は『絶え間なく藍色』を越えているだろうかと不安になるぐらいかっこいいMVでした。本当にMVは越えまくってるので、擬態するメタというアーティストと作品が作れて本当に良かったです。是非皆さんにも獅子志司ってこういう世界観だよなっていう感覚を『絶え間なく藍色』を知ってる人も知らない人も『虚ろを扇ぐ』によって味わって欲しいです」とコメントしている。
また獅子志司は10月5日に新曲「隠したボルケーノ」を配信リリースする。この曲は9月2日に東京・Spotify O-EASTで開催されたワンマンライブ「獅子志司 1st ONE MAN LIVE -揺ら揺ら- 追加公演」にて初披露された楽曲で、獅子志司がライブを観に来てくれるファンを想像して制作した。
獅子志司 コメント
「虚ろを扇ぐ」は、自分の音楽ってどんなんだろうなとか、みんなが喜んでくれる歌ってなんだろうとか、ビビバスというかっこいいグループに合うようなとか、試行錯誤してるうちに原点である「絶え間なく藍色」を意識した曲になりました。3年前の自分には出来なかったこと、今できる全てを注ぎ込んでみました。
映像制作はやはり僕の原点である「絶え間なく藍色」の映像を作って下さったしまぐち ニケさんに頼みたいということでお話しさせていただいたのですが、快く受けて下さり、この曲の想いを伝えたところしまぐちさんも自分も3年前を越えたいという作品をBiviさんと共に作りたいと言って下さったので、本当に嬉しかったです。
僕の作った「虚ろを扇ぐ」という曲は「絶え間なく藍色」を越えているだろうかと不安になるぐらいかっこいいMVでした。
本当にMVは越えまくってるので、擬態するメタというアーティストと作品が作れて本当に良かったです。
是非皆さんにも獅子志司ってこういう世界観だよなっていう感覚を「絶え間なく藍色」を知ってる人も知らない人も「虚ろを扇ぐ」によって味わって欲しいです。
擬態するメタ コメント
しまぐちニケ
この仕事を始めたきっかけである「絶え間なく藍色」のMVは自分にとっても大切な作品で、当時一緒に作ってくださったユキハルノさんの演出をオマージュさせていただいたり等かなり私情を挟みながら楽しくリメイクさせていただきました。
この手の企画は甘んじた映像をお届けしてもそれなりに喜んでいただけると思うのが本心ですが、それだけは絶対に避けるべく当時と同じように手を尽くした映像を添えるモチベーションで制作したつもりです。
「絶え間なく藍色」と同様、曲と一緒に長く可愛がっていただけたら幸いです。
Bivi
原点回帰というテーマに因んで「絶え間なく藍色」リスペクトの演出を沢山盛り込みました!
「絶え間なく藍色」のリメイク的な映像を擬態するメタで作りたいという話は以前からしていて、それが実際にMVとして叶ってとても感慨深いです。