コブクロが1月20日よりテレビ朝日系で放送されるドラマ「リエゾン-こどものこころ診療所-」の主題歌として新曲「エンベロープ」を書き下ろした。
「リエゾン-こどものこころ診療所-」はヨンチャンと竹村優作による同名マンガを、山崎育三郎主演で実写化したドラマ。児童精神科クリニックを舞台に、自らも発達障害を抱える院長と研修医のコンビが、生きづらさを抱える子供たちとその家族に向き合い、寄り添う姿を描く。山崎が院長の佐山卓を演じ、松本穂香が研修医・遠野志保を演じる。脚本は「Dr.コトー診療所」シリーズなどで知られる吉田紀子が手がける。
「エンベロープ」は「包み込む」という意味で、ドラマで描かれる生きづらさを抱える子供と家族の繊細な心を優しく見守り包み込むような、温かくも力強いメッセージが込められたバラードナンバー。コブクロはこの曲について「繊細な心を持つ人ほど、生きづらい世の中。そこに隠れた、声なき声に耳を澄ますように、温かく包み込むようなメッセージが届くと良いなと思います」とコメントしている。この曲は近日中に先行配信され、3月1日にシングルCDとしてリリースされることが決定。CDには「エンベロープ」のほか2022年に開催された全国ツアー「KOBUKURO LIVE TOUR 2022 "GLORY DAYS"」にて披露された、過去曲のリアレンジライブ音源が収録される。
またコブクロは3月1日に東京・東京ガーデンシアター、7日と8日に大阪・大阪城ホールでライブを開催する。特設サイトではチケット3次抽選予約を1月11日14:00まで受付中。
コブクロ コメント
ドラマ「リエゾン」の主題歌として「エンベロープ」という楽曲を作らせていただきました。
エンベロープ(envelop)=「包み込む」という意味のタイトルです。
「リエゾン」の中で描かれている、自閉スペクトラム症など発達障害の子ども達、そのまま大人になったという境遇は、そう珍しいものではなく、この社会に多く存在するものだと思います。
実際、周りにもそういった方が自然に存在し、見てきたので、とてもリアルに感じました。
しかし、他人(ひと)に気付かれず、本人も気付いていない事が多いのも事実。
他人(ひと)と違ったり、足りない何かが有ると、それを補い、揃えようと周りは必死になりますが、元々、その中で生きている本人にとっては、足並みを揃え、同等に振る舞う事の方が窮屈である事に、まず気付いてあげる事の方が大事なのかなと思います。
見守り、理解し、その本人が行きたい方の先で待っててあげる。そこに誰も居ないのではなく、誰かが居る事で生まれる安心。そこから、何度も一緒に歩く。
簡単に道を変えれば、いつかその子は歩けなくなります。
繊細な心を持つ人ほど、生きづらい世の中。
そこに隠れた、声なき声に耳を澄ますように、温かく包み込むようなメッセージが届くと良いなと思います。
コブクロ 小渕健太郎 黒田俊介
山崎育三郎 コメント
「リエゾン」の主題歌をコブクロさんに作って頂き本当に光栄に思います。リエゾンでは、発達障害、凸凹を持つ子ども達1人1人と、そしてその家族と真っ直ぐに向き合っています。自身も発達障害を抱えている佐山卓は「痛みを抱えているからこそ、人に寄り添えることがある」と、ただ子ども達の話を聞いてあげること、どんな状況でもそのまま受け入れ、時には抱きしめて、寄り添い続ける児童精神科医です。そんな大切なテーマを受け止め、楽曲「エンベロープ」に想いを込めて下さったコブクロさんには心から感謝しています。身体に染み渡る美しいメロディー、優しさの中にある力強い歌声に、この作品に出てくる子ども達を優しく包み込む温かさを感じました。コブクロさんとのリエゾン(連携・繋ぐ)を感じながらチームで撮影に励みたいと思います。
コブクロ「エンベロープ」収録内容
初回限定盤
01. エンベロープ
02. ベテルギウス(LIVE at 大阪城ホール 2022.11.01)
03. あの太陽が、この世界を照らし続けるように。(LIVE at さいたまスーパーアリーナ 2022.11.20)
04. 時の足音(LIVE at さいたまスーパーアリーナ 2022.11.20)
05. エンベロープ(Instrumental)
通常盤
01. エンベロープ
02. ベテルギウス(LIVE at 大阪城ホール 2022.11.01)
03. あの太陽が、この世界を照らし続けるように。(LIVE at さいたまスーパーアリーナ 2022.11.20)
04. エンベロープ(Instrumental)
KOBUKURO SPECIAL LIVE
2023年3月1日(水)東京都 東京ガーデンシアター
2023年3月7日(火)大阪府 大阪城ホール
2023年3月8日(水)大阪府 大阪城ホール