サンヨー食品株式会社の「カップスター」によるプロジェクト「NEXT GENERATION NEXT CREATION」に神はサイコロを振らないが参加した。
「NEXT GENERATION NEXT CREATION」は、箭内道彦率いる東京藝術大学美術学部デザイン科第2研究室Design Alternative所属の4人の学生監督が、4バンドとコラボレーションし、4楽曲のミュージックビデオを制作するというもの。プロジェクトのリードコラボレーションソングとして神はサイコロを振らないが新曲「夜間飛行」を書き下ろし、東京藝術大学美術学部デザイン科4年の山城浩平がMVの監督を務めた。
MVはメンバーが楽曲を制作し、ライブリハーサルを行う様子と、俳優の川床明日香が悩みながらも真摯に芝居に向き合うシーンが交錯する構成に。カップスターはそのシーンに寄り添うアイテムとして描かれており、合間には柳田周作(Vo)の幼少期に撮影されたホームビデオの映像も織り交ぜられている。
撮影はドラムのセッティングでスタートし、黒川亮介(Dr)と柳田が話し合いながら音像を決めていく。箭内がスタジオ入りすると、バンドメンバーと談笑タイムに。「絵コンテを初めて見たときから最高でした」と柳田が声をかけると、箭内は「監督に言ってあげてください。遅刻したことは本人十分反省しているんで。悪い奴じゃないんですけど、誤解されがちなところがあるんでね」と返す。どうやら監督が遅刻した模様。そんなハプニングがありつつも、箭内は「曲がこれだけいいからね、何やってもいいと思うんだけど」とメンバーにエールを送った。
神はサイコロを振らないのMVはサッポロ一番のYouTube公式チャンネルと特設キャンペーンサイトで公開されており、ほか3バンドのMVは2月15日に公開される予定だ。
箭内道彦 コメント
若い力に求めるものは、小さく纏まってしまう大人達の焼き直しなどでは決してなく、迸る創造の沸騰が放つ感情と閃光。
音楽と映像。唯一無二の才能が出会い、刺激し合い、助け合い、混ざり合って生まれた、4本のクリエイション。
この世界に、それぞれのリアルタイムが未来を照らす、永く短い、奇跡の3分間。
CupStarは、そのそばにいたいのです。
柳田周作(神はサイコロを振らない)コメント
かつてないほど愛情と熱量を注いだ「夜間飛行」という楽曲。今回は作詞・作曲だけでなく、編曲まで僕一人でやり切りました。
箭内道彦さん、カップスターチームからのオーダーとしては、CupStarにとってレガシー(遺産)になるような、ポジティヴでエネルギーに満ち溢れた楽曲。曲尺が3分ジャストであること。チャレンジャーであり続けるということ…。
これら全ての条件を最高の形で表現できたと自負しています。スターとは刹那的で、終わりがあるからこそ輝ける。
いつの日かロックスターになれることを夢見て書き上げました。