JOYSOUND 音楽ニュース
powered by ナタリー
「JOYSOUND X1」公式サイトJOYSOUND公式キャラクター「ジョイオンプー」

猫戦がサニーデイ・サービス「桜 super love」カバー、曽我部恵一がラブコール送り音源化

猫戦
3年近く前2023年03月21日 3:02

猫戦による、サニーデイ・サービス「桜 super love」のカバー音源が、明日3月22日に曽我部恵一主宰のレーベル・ROSE RECORDSより配信リリースされる。

猫戦は昨年6月に東京・下北沢BASEMENT BARにて開催した、1stアルバム「蜜・月・紀・行」のレコ発ライブにて、対バン相手であるサニーデイ・サービスの「桜 super love」をカバー。それを聴いた曽我部がラブコールを送り、このたびのリリースが決定した。同音源を収録した7inchアナログの発売も予定されており、リリース日などの詳細は追ってアナウンスされる。

なお明日22日には、このカバーのミュージックビデオがYouTubeで公開される。

原田美桜(猫戦) コメント

録音が終わるまで、オリジナルを一度も聴きませんでした。心の中の「桜 super love」を閉じ込めたんです。
初めて聴いた2016年。この曲を聴くと、あの年 自分の胸中に充満した気持ち、匂い、色が輪郭を持って思い出されます。
「悲しい」や「寂しい」という言葉にはどうしても置き換えられない心を、いとも容易く、この曲には委ねられました。

個人的なことは、歌になって、また別の誰かの個人的なものに。
こんなにも優しい交信のしかたを、私は他に知りません。

桜の季節、たくさんの人に届きますよう。

曽我部恵一(サニーデイ・サービス) コメント

下北沢のライブハウスで猫戦の奏でる「桜 super love」を聴いた。フロアのいちばん後ろ、バーカウンターの前に立って。
そこにある儚さ、漂う薄い色のついた風は、ぼくがその曲に閉じ込めようとしてできなかったものだった。
サニーデイの「桜 super love」は、なんというかポップに自立しているが、猫戦のそれには甘い依存と、よって立つ対象も感じられた。サニーデイの浮遊する強さに対して、猫戦のバージョンには平和があった。
男版、女版、と言ってしまってもいいのかもしれないけれど、、、。

そんなわけで、お願いして録音してもらった。出来上がった音源を聴いて、はらりと舞った。ぼくの中で、桜の花びらがひとつ。早咲きの、淡いピンク色だった。

関連記事

猫戦

猫戦の4年ぶりアルバム&過去最大規模ワンマンが決定、2月2日と2月22日に

5日
「NiEW・CINRA・文化庁 Presents『exPoP!!!!! 特別編 著作権と音楽活動』」キービジュアル

曽我部恵一とRachelに無料で役立つ知識学べる「exPoP!!!!!」特別編開催、ライブも楽しめる

10日
サニーデイ・サービス「レモネード挽歌」ミュージックビデオより。

サニーデイ・サービス、武士になる

約1か月
原田美桜(猫戦)と愛猫のCちゃん。

猫戦・原田美桜の日々と音楽を支える愛猫

約2か月
サニーデイ・サービス「サニービート」アナログ盤ジャケットと“サニーグリーンVinyl仕様”の盤面。

サニーデイ・サービスの配信限定だった「サニービート」フィジカルリリース、ツアー先行販売も

約2か月
「天下一舞踏会 2026」ビジュアル

MONO NO AWAREの「天下一舞踏会」にサニーデイ・サービス

約2か月
「2025 浪人祭:東京公演 VAGABOND FESTIVAL IN TOKYO」フライヤー

台湾フェス「浪人祭」日本編にサニーデイ、オウガ、我是機車少女、someshiit、銀河1966

2か月
曽我部恵一(撮影:三瓶康友)

曽我部恵一の新曲「Summer Song」に菊地成孔、谷口雄、スクービー・ナガイケジョー&MOBY参加

2か月
「ギター・マガジン」2025年11月号表紙

田渕ひさ子が押入れで「透明少女」演奏、ぼっち・ざ・ろっく後藤ひとりのように宅録できるか検証

3か月
サニーデイ・サービス

サニーデイ・サービス「若者たち」リマスター版にはっぴいえんど、Sex Pistolsのライブカバー

3か月