Ken Yokoyamaが5月8日に受注生産限定となるニューシングル「Better Left Unsaid」をリリースすることが決定した。
「Better Left Unsaid」は、2021年5月発表のアルバム「Wheels 9Lives」以来となる新作。シングルとしては2015年リリースの「I won't turn off my radio」以来、約8年ぶりとなる。今作は2020年9月発表のEP「Bored? Yeah, Me Too」と同様のレーベル直販のみで、さらにKen Yokoyama初の試みとして受注生産限定での販売となる。
Ken Yokoyamaは、コロナ禍にあえぐ2021年5月に「4Wheels 9Lives」をリリースし、夏に東名阪のZepp会場という大きめのライブハウスを回った。横山健(Vo, G)はコロナ禍の影響を受ける中でのライブに最初こそ否定的だったというが、同年開催のPIZZA OF DEATH RECORDS主催によるロックフェス「SATANIC CARNIVAL」に出演。そこで新しいライブの在り方に理解を示し、新たな表現を模索した。しかし暑苦しいライブハウスで汗だくになって観客とダイレクトにコミュニケーションを取ることに勝る選択肢はないという思いもあり、Ken Yokoyamaは今年3月から数百人規模の小さなライブハウスを回るツアー「Feel The Vibes Tour」を敢行。全国のライブハウスを活気付けている。
ライブ活動と並行して制作されていたニューシングルには表題曲「Better Left Unsaid」と、「Whatcha a Gonna Do」の2曲が収録される。表題曲は横山節が詰まったメロディアスなミドルチューン。明るいサウンドとは対象的に、「言わない方がいいことだってあるんだ」と独白するビターな歌詞が印象的な1曲となっている。「Whatcha Gonna Do」は約7年前、WANIMAのために横山が悪ふざけで作った新曲のボイスメモをWANIMAのメンバーに送り付けた楽曲が元ネタ。WANIMAのKENTA(B, Vo)のインスタライブでこのボイスメモが公開されたこともあり、その際は歌詞が露骨に卑猥だったため、自主規制音がふんだんに盛り込まれていた。
2020年4月、日本でコロナ禍が起きてすぐのタイミングでWANIMAはインスタライブでWANIMAバージョンを初披露するも、これまでこの曲が音源化されたことはない。横山は、WANIMA宛のボイスメモをWANIMAが自分たちの手で形にしたバージョンからインスピレーションを受け、さらなるアレンジや歌詞の変更を加えて、「Whatcha Gonna Do」という新曲を仕上げた。もともとスカだったサウンドはレゲエに変わり、卑猥な日本語の歌詞は英詞に変わった。“空耳”風で元の響きが生かされた歌詞に注目だ。
Ken Yokoyamaはツアー終了後、5月20日には東京・日比谷公園大音楽堂(日比谷野音)でワンマンライブ「DEAD AT MEGA CITY」を開催する。
Ken Yokoyama「Better Left Unsaid」収録曲
01. Better Left Unsaid
02. Whatcha Gonna Do
Ken Yokoyama「Feel The Vibes Tour」(※終了分は割愛)
2023年4月7日(金)福島県 郡山HIP SHOT JAPAN
<出演者>
Ken Yokoyama / COUNTRY YARD
2023年4月14日(金)長野県 NAGANO CLUB JUNK BOX
<出演者>
Ken Yokoyama / COUNTRY YARD
2023年4月22日(土)愛媛県 WStudioRED
<出演者>
Ken Yokoyama / BURL
2023年4月23日(日)岡山県 CRAZYMAMA KINGDOM
<出演者>
Ken Yokoyama / BURL
Ken Yokoyama「DEAD AT MEGA CITY」
2023年5月20日(土)東京都 日比谷公園大音楽堂(日比谷野音)