8月4日公開の映画「トランスフォーマー/ビースト覚醒」日本語吹替版の声優として中島健人(Sexy Zone)、仲里依紗が出演することが発表された。
「トランスフォーマー/ビースト覚醒」はタカラトミーの玩具「トランスフォーマー」を原作としたSFアクション映画で、スティーブン・スピルバーグ制作総指揮、スティーヴン・ケープル・Jr.監督によって制作されたシリーズ最新作。中島は今作初登場のオリジナルキャラクターである主人公の青年・ノアを、仲は同じく初登場のオリジナルキャラクターであるヒロイン・エレーナの声を演じる。
映画の吹替声優は初挑戦となる中島は、「僕は子供の頃から『トランスフォーマー』が大好きで、今回この機会に携わることが出来てすごく光栄です」「今回オファーを受けた時、心の中のビーストが覚醒しました!」とコメントしている。
中島健人 コメント
僕は子供の頃から「トランスフォーマー」が大好きで、今回この機会に携わることが出来てすごく光栄です。車やバイクや戦闘機などいろんなものがロボットになって戦うというのは、当時子供の頃の自分にとってカルチャーショックだったんです。自分の中の世界を広げてくれる夢ある作品だと思っています。「トランスフォーマー」を好きになったきっかけは90年代に日本で放送された「ビーストウォーズ 超生命体トランスフォーマー」です。フルCGのアニメが当時の自分にとっては本当に衝撃的で、あの時の楽しさと興奮をいまだに覚えていて、「ビーストウォーズ」からはすごく影響を受けています。
今回オファーを受けた時、最初マネージャーさんから「トランスフォーマーの声優が決まったよ」というお話をいただいて。心の中のビーストが覚醒しました! 最高に嬉しい気持ちでした。
今作で僕が楽しみにしているシーンは、バイクのアーシーが変形して、サイのライノックスに乗って戦っているシーンがあって。そのシーンを観た時点で「凄い映画だなこれは」と思いました。今までに無いし、ファンはすごく喜ぶと思います。動物が戦っているって構図がビーストファンとしては興奮しましたね。そして今作の舞台が1994年で僕の生まれ年なので、これも「凄いご縁!」と思いました。生まれ年の舞台となったニューヨークの登場人物を、その年に生まれた自分が演じられるっていうこともすごく嬉しいです。
今回、実写映画の吹替は初めてなので、まず演出の方としっかりと話し合いをして、作品に臨みたいと思っています。あと収録時のマスクとTシャツをとりあえず「トランスフォーマー」関連にしようと思っています。共演の仲さんからも声優の大先輩としてご指導いただきたいです。
最後に、僕が本当に昔から大好きな「トランスフォーマー」の吹替で、そして伝説的な「ビーストウォーズ」の声優さんと共演できるという事で、もうとにかく気合が入りまくっています! ファンとしてはこの機会に立ち会えること、そしてこの作品に参加させていただける事が、何よりも幸せなので、テンションが今から上がっています。皆さんに完成版をとにかく観ていただきたいと思っていますし、この作品をきっかけに、自分も“進化”という意味で“トランスフォーム”できる様に、頑張っていきたいと思います。皆さん是非、お楽しみにしていてください。
仲里依紗 コメント
「トランスフォーマー」は映画1作目からすごく好きで、息子がいるので家族で大好きです。
私は自家用車をバンブルビーにしていたことがあるくらい好きだったので、最初にオファーをいただいたときは、やっと私のラブコールが届いたんだなと思ってすごく嬉しかったです。声優のお仕事も好きで、実写版は久々なので、今回もアクションなどすごく楽しみです。
本作の声優オファーが決まったことを、私はまず一番最初に息子に話しました。そしたらずっと、「いつなの? いつなの?」って、先日一緒に映画を観に行った時に「トランスフォーマー/ビースト覚醒」の予告が流れて、息子が「うわー! ママどこなの? どれ? もしかして、ゴリラ?」って(笑)。「ちがうよー! 強そう過ぎるよねー!」って言いました(笑)。
私は特にバンブルビーが好きすぎて、自分でカマロを購入してカスタムしちゃうくらい本当に好きで、別の車に買い替えるときに、そのカマロのオーディオが壊れちゃったんです。なので「私の会話聞いてたのかな」と思って、私は生きていると思ってます! そして今回は動物がでてくるということでどんどん果てしないストーリーになっていくと期待しています。
今作で私が楽しみにしているシーンは、まずバンブルビーがどういう音楽をかけてくれるのかです。毎回ムードメーカーで、強いけど、可愛らしい一面もあって身近に感じられるロボットっていうところが女性からすると入りやすいですね。あとは1990年代のカマロが見れるところですね。リニューアルされた新しいカマロをこれまで観ていたけれど、また過去に戻るということで。90年代のカマロに戻るっていう事が、楽しみだなと思っています。
私は声優業をこれまでたくさんやらせていただいていますが、自分の声は小さいころ嫌いだったんです。ですが「時をかける少女」をきっかけに、声のお仕事が大好きになりました。声優業の時の役作りとしては、例えば泣くシーンでは本当に泣いたり、ロックな役をやるときはロックTシャツを着たり、あと前日には口に装着する吸入器のようなケアグッズを着けてのどのケアをしているので、今回もきちんと役を演じ切ろうと思います。
最後に、今回本当に大好きだった作品の吹替を担当することになり、私が一番ワクワクしているのかもしれません。「トランスフォーマー」ファンの方も、今回初めて観る方も楽しんでいただける作品になればと思っておりますので、是非、完成版ご期待ください。