新山詩織が7月5日にデビュー10周年記念アルバム「何者 ~十年十色~」をリリースする。
アルバムには山崎あおいが参加した楽曲「Free(feat. 山崎あおい)」や和久井沙良をフィーチャリングゲストに迎えた楽曲「I can’t tell you(feat. 和久井沙良)」など全9曲を収録。これまでの彼女の作品の中でもっともラウドで鋭いギターサウンドと厚みのあるバンドサウンドが重なり合った、10年の活動の集大成とも言えるアルバムになっているとのこと。アルバムには山崎と和久井に加え、大島こうすけ、小野塚晃、森光奏太(dawgss)、上原俊亮(dawgss)、管梓(エイプリルブルー)、村岡佑樹(エイプリルブルー)、松原“マツキチ”寛、山崎慶、二家本亮介、イシイトモキが参加している。
アルバムはフォトブックレット付きの通常盤とDVD付きの“10th Anniversary盤”が用意され、DVDには昨年12月に行われたデビュー10周年の記念ライブから抜粋した9曲の映像が収められる。本作の発売に先駆けて、6月23日にリードトラック「何者」が先行配信されることも決定した。さらにアルバム発売日の7月5日に過去作品がサブスクリプションサービスで一挙配信される。
また新山はアルバムを携えて、7月にライブ「新山詩織Live 2023『何者 ~十年十色~』」を愛知・BL cafe、大阪・ヒルズパン工場、東京・SHIBUYA PLEASURE PLEASUREの3カ所で開催する。ライブのチケット情報は新山のオフィシャルサイトで確認を。
新山詩織 コメント
かすり傷=小さな心の被害。子どもも大人も年齢関係なく、日常的にできるもの。
その瞬間は痛いけれど、気づけば知らぬ間に消えているもの。今回のアルバムの軸として心に置いていたテーマでした。
今まではほんの小さな怒りもかすり傷さえも大きな被り物をして隠していたけど、取っ払ってしまった方がどれだけ楽なのかと、気づいてしまいました。側から見たら変な奴だな陰気くさいな、なんかどうしようもないなって思われるかもしれないけど、いっそのことそれでいいんじゃないかと思います。偉そうにこんなことを話していながら、未だに隠したくなることもたくさんあります。
でも、周りにいる人たちの寛容さやとことんさっぱりしている感じ、「大人」というものに縛られず、何者でもない、その時その場での「自分」をしっかり持ち、素直に楽しんで生きている様子を間近で見ていると、やっぱりこんなんじゃダメだと..
痛みも怒りも寂しさも全部、自然なことだから「そうかそうか、そうなのか」と、どんなに小さくても見て見ぬふりをせずにちゃんと受け入れてあげればいい。決してダメなことでも汚いことでもおかしいことでもない、みんな同じ人間だ。そうすればまた自分の生きる強さに変えられるんじゃないかと思います。
何よりこのアルバムが、もっとあなたらしくいられるきっかけになれたなら、とても嬉しいです。
新山詩織「何者 ~十人十色~」収録曲
01. 何者
02. Spotlight
03. 夜の魔法
04. あなたに
05. Hate you
06. Keep me by your side
07. 約束
08. Free(feat. 山崎あおい)
09. I can’t tell you(feat. 和久井沙良)
新山詩織Live 2023「何者 ~十年十色~」
2023年7月14日(金)愛知県 BL cafe
2023年7月15日(土)大阪府 ヒルズパン工場
2023年7月21日(金)東京都 SHIBUYA PLEASURE PLEASURE