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学芸大青春が顔出し後初ツアーで圧巻のダンスと笑顔を披露、蓮のリーダー就任をサプライズ発表

学芸大青春5thツアー「ダンス! ダンス!! ダンス!!!」の様子。
1年以上前2023年06月19日 7:01

学芸大青春の5thツアー「ダンス! ダンス!! ダンス!!!」のファイナル公演が6月17日に東京・Zepp DiverCity(TOKYO)で行われた。

現実世界(3次元)とメタバース(2次元)を行き来しながら活動している学芸大青春。デビュー以来、3次元の姿においては顔を隠していた彼らだが、昨年9月に大阪・グランキューブ大阪(大阪府立国際会議場)で開催された活動開始3周年記念ライブで素顔を解禁した。

素顔を出してから初めてのツアーとなった「ダンス! ダンス!! ダンス!!!」。オープニングでは、人々が持つ感情が規制される近未来という設定のもと、インターネット上に作られたあらゆるエンタテインメントが禁止される世界で大罪とされるダンスを続ける2次元のメンバーがスクリーンに映し出される。何かに追われる5人はメタバース空間から3次元の世界へと飛び出し、1曲目として「HOLD US DOWN」をアグレッシブにパフォーマンスした。「DoDo tz Dotz」では5人の真剣かつクールなダンスに圧倒されていたオーディエンスを内田将綺が「東京、静かだね?」と煽ると、このひと言をきっかけに大きな歓声が沸き、会場の熱気が急上昇した。

また学芸大青春は今回初めてライブに来たというじゅねフレ(学芸大青春ファンの呼称)のために自己紹介ソング「WHO WE ARE!」を披露。メンバーが2次元の姿と3次元の姿で同時に現れ、計10人でマイクリレーするという彼らだけにできる演出で観客を楽しませた。相沢勇仁の「このへんでダラダラしようぜー」の声で始まった「Lazy Day」ではステージ上にソファが持ち込まれ、5人がリラックスムードで自由に座ったり寝転んだりしながら楽しげにパフォーマンスする。MCでは3月から行ってきたこのツアーの思い出として南優輝は、星野陽介が空港の手荷物検査で繰り広げた天然エピソードを明かしたほか、将綺が自身の出演する舞台「Arcana Shadow」への意気込みにあふれた夢の話などを語った。

ライブ後半では今年2月にリリースされた最新ミニアルバム「Piano Dance」より優輝が作詞に参加したピュアなラブソング「Ylang Ylang」と、仲川蓮の弾くピアノが印象的な「すぐいくから…」も披露。コロナ禍に作られたという楽曲「スニーカー」では陽介が「いつかみんなと歌えたらいいなと想像していました。もしよかったら今日は一緒に歌ってください」と優しくシンガロングを呼びかけ、サビではメンバーとオーディエンスが全員でジャンプするなど一体感を作り出した。歌い終えた陽介は「みんなと歌えてよかったー! ありがとう。ちょっとウルっときちゃったもん」と照れ笑いを浮かべる。そして5人は「Hit the City!!」や「JUNES」などライブでは定番のポップチューンを畳みかけ本編を終えた。

アンコールでは本ツアーのために実施されたSNS企画「じゅねすTアレンジ選手権」にちなみ、メンバーがツアーTシャツを身に付けて登場。「Happy Ever After」の1番を2次元のメンバー、2番を3次元のメンバーが歌唱した。さらに「ちょっとしたお知らせ」として、蓮がこれまで不在としていた学芸大青春のリーダーに就任したことをサプライズで発表。「とは言え、今までと大きく変わることはない」と言う蓮に勇仁が「僕らが蓮のことを“リーダー”って呼ぶようになるくらいですよね」と冗談めかすと、客席からさっそく「リーダー!」と呼ぶ声が上がる場面も。最後に5人は新曲「ヤマアラシのジレンマ」を美しいハーモニーで歌い上げ、3カ月にわたったツアーに幕を下ろした。

なおツアーファイナルの模様はStreaming+で20日までアーカイブ配信されている。

学芸大青春「ダンス! ダンス!! ダンス!!!」2023年6月17日 Zepp DiverCity(TOKYO)セットリスト

01. HOLD US DOWN
02. Hit me !
03. Easy Peasy
04. DoDo tz Dotz
05. WHO WE ARE !
06. 煽句 -Trash Talk-
07. ふたり
08. グッデイ・バッテイ
09. ひまわり
10. Lazy Day
11. 雲の切れ間
12. Ylang Ylang
13. すぐいくから…
14. スニーカー
15. Hit the City!!
16. youthful days
17. JUNES
18. Sugar
<アンコール>
19. Happy Ever After
20. アールビーワイ
21. ヤマアラシのジレンマ

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