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eill、デビュー5周年ライブでファンと合唱「ずっとずっと、みんなのことを音楽で照らしていきます」

「MAKUAKE」の様子。(撮影:横山マサト)
約2年前2023年06月27日 11:02

eillのワンマンライブ「MAKUAKE」が6月22日に東京・EX THEATER ROPPONGIで開催された。

「MAKUAKE」はeillのデビュー5周年を記念したライブ。タイトルは、2018年10月にリリースされた彼女のデビューシングルから名付けられた。

「eill」の文字をかたどった電飾が、ステージ奥でピンク色に浮かび上がる。袖から登場したeillは「これがeillの幕開けだー!」と叫び、デビューシングル「MAKUAKE」でライブをスタートさせた。間髪をいれずに「FUTURE WAVE」が披露され、客席からは歓声と手拍子が鳴り止まない。バンドがビートを刻む中で、eillは集まったファンに挨拶。「一緒に歌お?」という彼女の呼びかけで「FAKE LOVE」では華やかなギターソロが炸裂し、最後にeillがギャルピースを決めた。

続いて始まったのは「懐かしのライブ定番曲トップ3」のコーナー。eillと宮田'レフティ'リョウ(G, Key, MC)が「ONE」「HUSH」をメドレー形式で披露した。コーナーの最後を飾る「Fly me 2」では、2人が観客と一緒にタオルを回しながら踊り騒ぎ、同曲の作曲者でもある宮田は「陽キャっぽいよ! だいぶ陽キャっぽいよ!」と満足気な様子を見せた。

「ただのギャル」がスタートすると会場の空気は一変。ステージに大量のギャルが登場し、不穏な空気がフロアを満たす。eillはオートチューンを強烈に効かせた声で、ダークな歌詞を歌い上げた。この曲のみ撮影を許可された観客はこぞってスマートフォンを取り出し、eillならびにギャルたちを動画に収める。ドラムが高速のタム回しを披露したのち「ありがとうー! ギャルたちに大きな拍手をー!」というeillの言葉で場内が暗転した。

早着替えを済ませて再び姿を現したeillは「メタモルフォーゼパラマジーノ」「((FULLMOON))」「Into your dream」をメドレー形式で歌唱。しっとりとしたピアノの旋律が場内に響き渡り「happy ending」が始まると、バックスクリーンには同曲のミュージックビデオが映し出される。真っ赤に照らされたステージで、eillは美しいハイトーンを響かせた。

一緒にゲームをする仲だというeillとキュアかいと(G)。「one last time」は2人だけで演奏され、「片っぽ」ではeillがピアノ弾き語りを披露した。彼女はデビューしてからの5年間を振り返ってファンに感謝を告げて「ずっとずっと、みんなのことを音楽で照らしていきます」と宣言。「SPOTLIGHT」を歌い始めると、客席から大きな手拍子が沸き起こった。「ここで息をして」ではフロアタムが和太鼓のように鳴り響き、色鮮やかな照明がフロアを駆け巡る。eillはそこにダンスチューン「踊らせないで」を畳みかけ、場内のボルテージを急上昇させた。

アンコールの拍手に迎えられ、客席に姿を現すeill。ファンとハイタッチをしながらフロアを歩き「palette」を届ける。再びステージに立った彼女は「今日のためにいっぱいリハーサルもして、歌も練習したのに、歌詞をあんだけ間違えちゃった(笑)。皆さんお気付きだと思うんですけど、かなりポンコツなんです、私(笑)」とファンを笑わせ、会場を和やかな空気で満たした。「今日のフィナーレに、この曲をお届けします」という彼女の言葉で始まったのは「フィナーレ。」。バックスクリーンには同曲が主題歌として使用された映画「夏へのトンネル、さよならの出口」の劇中シーンが映し出され、これから来る夏に希望を持たせるようにライブは幕を閉じた。

eillとバンドメンバーが袖に姿を消したのち、バックスクリーンに流れるエンドロール。BGMとして「フィナーレ。」のインストバージョンが鳴り始めると、どこからともなく合唱が沸き起こる。ファンたちの歌声を聴いたeillはステージに再び登場。彼女は「歌うのは反則やで(笑)」と感動した様子を見せ、ファンの声に自らの声を重ねた。

eill「MAKUAKE」2023年6月22日 EX THEATER ROPPONGI セットリスト

01. MAKUAKE
02. FUTURE WAVE
03. プレロマンス
04. FAKE LOVE
05. メドレー(ONE~HUSH~Fly me 2)
06. ただのギャル
07. メドレー(メタモルフォーゼパラマジーノ~((FULLMOON))~Into your dream)
08. happy ending
09. スキ
10. ONE LAST TIME
11. 片っぽ
12. 花のように
13. SPOTLIGHT
14. 20
15. 23
16. ここで息をして
17. WE ARE
18. 踊らせないで
<アンコール>
19. palette
20. フィナーレ。

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