Gran☆Cielのワンマンライブ「Gran☆Ciel 4th one-man live -Yakusoku -」が昨日7月16日に東京・Zepp Shinjuku(TOKYO)で開催された。
全編フルバンドによるパフォーマンスがおなじみとなっているGran☆Cielのワンマンライブ。休養中の望月希美奈を除くメンバー6人は、“Cielバンド”がスタンバイするステージに姿を現すと、「Baby Summer」「夏空」「 ナツオト」とサマーチューンを連発し、爽快にライブの幕を開けた。自己紹介を挟んだ次のブロックでは「願いYou & I」など3曲が披露され、バンドが生み出すエネルギッシュなサウンドに情感のこもった歌声が重なる。場内に心地よい音楽が充満する中、フロアの観客は時折ペンライトを振る手を止め、ステージ上の光景に見とれていた。
Gran☆Cielのワンマン恒例のアコースティックコーナーでは夢咲りりあが作曲、天音七星が作詞した「キミと僕の蒼空」や、オリジナルはアップテンポな曲調の「夢ガチャ☆」がしっとりと柔らかに歌い上げられ、会場全体に温かいムードが広がる。その後、初期からライブで披露されているカバー曲「ハミングバード」「ピンバッジ」などを詰め込んだメドレーを経て、ライブは後半戦へ。ラストスパートの幕開けを飾ったのは5月にリリースされた最新シングルの表題曲で、この日会場にライブを観に来ていたUZ(SPYAIR)が提供した「Yakusoku」。「私たちの楽曲の幅を広げてくれた大切な曲で、私たちを大きく強く見せてくれた楽曲」と紹介したこの曲を力強くパフォーマンスしたGran☆Cielは、「Future」「Message!」、ベイビーレイズJAPAN「閃光Believer」のカバーなどを息つく暇もなく畳みかけていく。そして「虹」を高らかに響かせてステージをあとにした。
アンコールで再び観客の前に登場した6人は、Jewel☆Ciel時代の夏衣装をリメイクした新衣装でパフォーマンスを再開。デビュー曲「蒼の向こう」などをさわやかに歌唱した。続くMCでは天音七星、濱田菜々、夢咲りりあの3人の卒業が発表され、場内が静まり返る。さらに10月31日に3rdシングル(タイトル未定)がリリースされること、11月から東名阪ツアーが行われることも明らかに。天音、濱田、夢咲は12月3日に東京・Zepp DiverCity(TOKYO)で開催されるツアーファイナルをもってグループから卒業する。ここでメンバーは新曲「Dream Ship」を初披露し、会場に満ちたセンチメンタルな空気を前向きなムードに変えてみせる。最後は「つなぐ」で会場のファンと心をひとつに。万感の思いで「Gran☆Ciel 4th one-man live -Yakusoku -」の幕を閉じた。
ツイキャスではこのライブのアーカイブ映像が配信されている。
Gran☆Ciel「Gran☆Ciel 4th one-man live -Yakusoku -」2023年7月16日 Zepp Shinjuku(TOKYO) セットリスト
01. Baby Summer
02. 夏空
03. ナツオト
04. ひみつDIARY
05. Do you love me?
06. 願いYou & I
07. キミと僕の蒼空
08. 夢ガチャ☆
09. Lipstick
10. ハミングバード
11. ピンバッジ
12. (a) SLOW STAR
13. 素顔
14. Yakusoku
15. Future
16. Message!
17. short story
18. 閃光Believer
19. 虹
<アンコール>
20. 蒼の向こう
21. 明日へ!
22. Dream Ship
23. つなぐ
Gran☆Ciel 東名阪ツアー
2023年11月19日(日)愛知県 ell.FITS ALL
2023年11月26日(日)大阪府 心斎橋VARON
2023年12月3日(日)東京都 Zepp DiverCity(TOKYO)