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石崎ひゅーい、ビルボードで10周年イヤーを締めくくる

石崎ひゅーい(photo by renzo masuda)
4か月前2023年07月24日 5:01

石崎ひゅーいが7月22日に東京・Billboard Live TOKYOでワンマンライブ「石崎ひゅーい 2023『キミがいるLIVE』-Piano Quintet-」を2部制で開催。この記事では第1部の模様をレポートする。

メジャーデビュー10周年を迎えた2022年7月に東京・LIQUIDROOMでワンマンライブ「石崎ひゅーい 10th Anniversary LIVE 『、』(てん)」を開催したのを皮切りに、10月に東名阪ライブツアー「、&」(てんあんど)、2023年4~6月に「キミがいるLIVE」を行うなど、全国のファンに感謝を伝えてきた石崎。10周年イヤーの締めくくりとして選ばれた会場は自身初となるBillboard Liveで、彼は山本健太(Piano)と、吉田宇宙(Violin)、名倉主(Violin)、金子由衣(Viola)、村中俊之(Cello)からなる吉田宇宙ストリングスとともにパフォーマンスを披露した。

ライブのオープニングを飾ったのは、7月26日発売のデビュー10周年記念アルバム「宇宙百景」の収録曲で、槇原敬之提供による「邂逅」。「こんな遠い場所にまで来たけれど どんな道も自分で選んで来た 想像さえもしなかった場所だけど ここは確かに僕の見たかった景色だ」という、まさに今の石崎の心情を表したかのような歌で来場者を歓迎する。続けて「宇宙百景」より菅田将暉へ提供した「虹」「ラストシーン」のセルフカバーを情感豊かに歌い上げた。「連日暑い日が続いているので、ひんやりした曲を」と言って始まったのは「スノーマン」。恋人との別れを描いた切ないバラードをピアノの流麗な調べに乗せて歌い、場内をクリスマスムードに染め上げる。さらにアダルトな色気をまとった「パラサイト」、テンポを落としたアレンジの「ファンタジックレディオ」など、会場の雰囲気に合った楽曲が届けられた。

MCでは槇原提供の「邂逅」の話題に。石崎は油性ペンのマッキーで「邂逅」と書いた動画をTwitterにアップするなどさまざまな“匂わせ”をしてきたにも関わらず、誰も気づいてくれなかったことを嘆きつつ、「気づかなくてもいいからせめて考察くらいはしてほしい」と呼びかけて観客の笑いを誘う。そして歌詞にもある「ここは確かに僕の見たかった景色だ」を噛み締めるように、「ここにいるみんなが石崎ひゅーいをここまで連れて来てくれたと思います。ありがとうございます」と感謝の気持ちを伝えた。

ライブは「ワスレガタキ」で後半戦に突入。「僕がいるぞ!」ではクラップが自然発生し、「第三惑星交響曲」ではファンの合唱が場内にこだまする。そして「今までにしがみつくんじゃなくて、今までを引き連れてみんなに見せたいと思います。多分、思ってるよりも人生は短くて、みんなとこうやって会えるのはあと何回だろうと思ったときに、もっとみんなと新しい景色を共有したいなと思いました」と決意を新たにする。ラストはアルバムのタイトル曲「宇宙百景」を“今一番聴いてほしい歌”としてドロップ。曲中にはマイクから離れて生の歌声を届ける場面もあり、渾身のシャウトでライブを締めくくると、客席から大きく温かい拍手がステージに降り注いだ。

「石崎ひゅーい 2023『キミがいるLIVE』-Piano Quintet-」2023年7月22日 Billboard Live TOKYO

01. 邂逅
02. 虹
03. ラストシーン
04. スノーマン
05. パラサイト
06. ファンタジックレディオ
07. 1983バックパッカーズ(1部) / ダメ人間(2部)
08. ワスレガタキ
09. 僕がいるぞ!(1部) / 夜間飛行(2部)
10. 第三惑星交響曲
11. ピリオド
12. 花瓶の花
13. 宇宙百景

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