日向坂46の齊藤京子が、10月21日にテレビ朝日系で放送スタートするテレビドラマ「泥濘の食卓」の主演を務めることが発表された。
「泥濘の食卓」は、2016年に「第75回ちばてつや賞」の大賞を受賞した新進気鋭のマンガ家・伊奈子による同名マンガを原作とした作品。バイト先の店長と不倫をしている主人公・捻木深愛が、愛する相手の家庭へと徐々に寄生していき、やがて泥濘へと引きずり込んでいく様子が描かれる。ドラマのメイン監督を務めるのは、2014年にミステリーと人間ドラマを融合させた映画「バイロケーション」が「ウーディネ極東映画祭」や「ストックホルム国際映画祭」などへ出品され、国内外で称賛を浴びた安里麻里。メイン脚本は2014年に「隣のレジの梅木さん」で「フジテレビヤングシナリオ大賞」の大賞を受賞し、以降も「ラヴソング」や「アイ~私と彼女と人工知能」「アライブ がん専門医のカルテ」「PICU 小児集中治療室」など、恋愛から医療ものまで幅広く手がける倉光泰子が担当する。
なお齊藤が単独でドラマの主演を務めるは今回が初。彼女は「このドラマは深愛が、まっすぐにただただひとりの人を愛し続ける本当に純粋な恋愛の物語だと思います。私自身も初単独主演という形で、精いっぱい頑張りたい気持ちですので、是非楽しみにしていただけたら嬉しいです。よろしくお願いします!」と意気込みを語っている。今回の発表と合わせて、齊藤演じる深愛が沼に浮かんでいるドラマのキービジュアルと、原作者・伊奈子が描き下ろした齊藤と深愛のイラストビジュアルが公開された。
また本日9月4日深夜放送のテレビ朝日系「キョコロヒー」では、念願のドラマ出演が決まった齊藤を祝うべく「寝耳に水!齊藤京子主演決定スペシャル」がオンエアされる。
齊藤京子(日向坂46) コメント
今まで何度かドラマには出演させていただいたことはありますが、単独で主演というのが今回初めてなので、ドラマ出演が決まったことは、びっくりと嬉しいという気持ちでいっぱいです。
ドラマ、お芝居をやってみたいという気持ちがずっとあり、新年のブログで“今年はドラマに出られたらいいな、お芝居をもっと頑張りたいな”と書いていたので、本当に嬉しいです。不安な気持ちもありますが、ネガティブな気持ちはなくて、とにかく頑張りたいという前向きな気持ちがすごく強いです。
ドラマの内容を聞いて、原作を読んだのですが、とても面白くて、主人公・深愛を演じられることが本当に嬉しくて、今から撮影がすごく楽しみです。
深愛は物事をすごく素直に捉えている部分など、自分にちょっと似ているところもありますが、もし現実にそういうことが起きたとしたら、そんなことはしないだろうなと思います。
原作で読んでいたすずらんのスーパーだ!このシーンあそこだ!とか全部が見たことのある光景だと思うので、現場に行くこともとても楽しみにしています。
このドラマは深愛が、まっすぐにただただひとりの人を愛し続ける本当に純粋な恋愛の物語だと思います。
私自身も初単独主演という形で、精いっぱい頑張りたい気持ちですので、是非楽しみにしていただけたら嬉しいです。よろしくお願いします!
伊奈子 コメント
「泥濘の食卓」は自分の人生をかけて作ったものなので、ドラマ化されると聞いた時は、めちゃくちゃ嬉しかったです! さらに、主人公の深愛を齊藤京子さんが演じると伺い、さらに嬉しかったと同時に、彼女に不倫をさせて良いんでしょうか…!?と不安になりました。彼女のことをさまざまな場面で拝見し、知れば知るほどとても魅力的で、表現力も本当に素晴らしい方だと思いました。今は、「こんな素晴らしい方に不倫をさせていいんだろうか…」という気持ちと、「でもいろんな齊藤さんが見てみたい…!」という気持ちが戦いまくっています。清らかでダークなものとは無縁。でもその輝きは周りの人たちの人生を狂わせる──齊藤さんの深愛は本当にハマり役だと思います! ドラマの完成が楽しみです。
さらに、ドラマの制作陣の方々は原作を隅から隅まで読みこんでくださっています。絶対に良いものを作ろうという心に満ちていて、打ち合わせのたびに嬉しくて泣けます。原作を読んでくださった方も未読の方も絶対楽しんでいただける作品だと胸を張っておすすめできるので、ご視聴いただけると幸いです!
テレビ朝日系「キョコロヒー」
2023年9月4日(月)23:45~0:15
テレビ朝日系「泥濘の食卓」
2023年10月21日(土)放送スタート
毎週土曜23:30~24:00