原因は自分にある。の長野凌大によるQJWebでの週刊連載「QJWebカメラ部(現:QJカメラ部)」が書籍化。フォトブック「長野凌大フォト&エッセイ『私』」が12月7日に刊行されることが決定した。
このフォトブックは、2021年11月から2023年8月まで約1年10カ月にわたって週刊連載「QJWebカメラ部」に掲載された、長野撮影による写真と彼が執筆したエッセイをまとめたもの。加えて書籍には新たな撮り下ろしカットと長野へのロングインタビューが収録される。ロングインタビューでは、長野の写真に対するこだわりやクリエイティブに関する考え、10代が終わることへの思い、未来への展望が語られる。
書籍化決定に際し、長野はコメントを発表。「私はいつも、何かと戦い続けている気がする。目の前のことや、自分自身と。あの写真や、あの文章達は、そんな自分にとっての、祈りであり、お守りである」と、18歳から20歳になるまで続けた2年間の記録を振り返り「僕の喜怒哀楽を、葛藤、衝動を。誰かが、感じとって、その人の大切な物になってほしい」と語っている。
長野凌大(原因は自分にある。)コメント
この度、QJWebカメラ部にて連載していた、記事を一冊にまとめた、フォトエッセイを出版させていただくことになりました。
連載期間に僕は18歳から20歳になった。
無我夢中に生きてきた。2年間。
私はいつも、何かと戦い続けている気がする。
目の前のことや、自分自身と。
あの写真や、あの文章達は、そんな自分にとっての、祈りであり、お守りである。
誰しも自分のことは自分が1番分かっていて、知って欲しい1面と知られたくない一面を持ち合わせている。
だからこそ、私は私のことを誰かに知って欲しい。
僕の喜怒哀楽を、葛藤、衝動を。
誰かが、感じとって、その人の大切な物になってほしい。
私はいつでもここにいる。