JOYSOUND 音楽ニュース
powered by ナタリー
「JOYSOUND X1」公式サイト「ジョイオンプー」LINEスタンプ販売中

小田和正の音楽人生に迫る評伝刊行、元オフコース全メンバーや吉田拓郎も証言

「空と風と時と 小田和正の世界」表紙
1年以上前2023年10月30日 2:01

小田和正の幼少期から現在までの音楽人生を解き明かす評伝「空と風と時と 小田和正の世界」が、11月22日に文藝春秋より刊行される。

小田は1970年にオフコースの一員としてデビュー。20年にわたる活動を経てソロアーティストとなり、数多くのヒット曲を世に送り出してきた。今年8月には史上最年長アリーナツアーの自己記録を更新するなど、76歳となった現在も音楽シーンの第一線で走り続けている。

今回発売される評伝では、著者の追分日出子が約20年をかけて小田本人のほか親族や友人、音楽関係者へのインタビューを行い、その証言を60曲におよぶ楽曲とともに紹介する。この中では元オフコースのメンバーである鈴木康博、清水仁、大間ジロー、松尾一彦や、小田の盟友・吉田拓郎、初期のファンクラブ会員だった作家の川上弘美らも取材に応えている。

このほか本書には2022年から2023年の全国アリーナツアーに全行程随行した記録集、21ページにおよぶ「小田和正バイオグラフィ」を収録。直筆の楽譜や、東北大学時代の卒論にあたる「卒業設計」も掲載しており、多角的な面から小田の音楽と人間性に迫っている。

追分日出子 コメント

小田さんには2005年以降、繰り返しお話を伺ってきました。この約20年間の小田さんの言葉がずっしり入っています。さらに、親族、友人、音楽関係者、スタッフなど、50人を軽く超える方々に話を伺いました。とくにオフコースのメンバー全員と、一人ずつお会いし、じっくりお話を伺うことができたのは貴重でした。オフコースの<光と影の歴史>について、当事者たちが語る初めての本になりました。また1970年代、音楽の世界が大きく変わっていく現場にいた人々の貴重な証言など、<時代の中の小田和正>を意識しました。 さらに2022年2023年の全国ツアーにはスタッフとしてすべて同行、ツアーコラムを評伝の間にはさみました。多くの楽曲について、その背景を知ったうえで、改めて味わって頂こうと、結果的に、60曲もの歌詞を引用しました。小田さんの歌詞は、ご自身の心のなかを見つめ、それを言葉にしています。改めて、小田さんの音楽人生とその歌詞を味わって頂けたらと思います。

関連記事

左から東野幸治、渡辺翔太(Snow Man)、中島健人、横澤夏子、柴田理恵、河井ゆずる(アインシュタイン)。©フジテレビ

サザン、安室、ミスチル…Wミリオン達成した23曲を貴重映像とともに「この世界は1ダフル」で紹介

25日
篠原ともえ

篠原ともえ×吉田拓郎×武部聡志「みいつけた!」に曲提供、「LOVE LOVE あいしてる」メンバーがタッグ

28日
「スナックJUJU 東京ドーム店」トレイラー映像より。

JUJUライブフィルムのトレイラー映像公開

約1か月
オフコース

オフコースの全シングル曲網羅した5枚組CD発売、デビュー前の実況録音も含む75曲入り

約2か月
JUJU

JUJUニューアルバムより表題曲「The Water」先行配信、今夜NHK「SONGS」で3曲パフォーマンス

約2か月
竹渕慶(ex. Goose house)

竹渕慶、キャリア初のカバーアルバムで小田和正や宇多田ヒカルを歌う

約2か月
歌心りえ

歌心りえがメジャーデビュー!カバーアルバム「SONGS(歌)」「HEARTS(心)」同時リリース

約2か月
上段左から文坂なの、川名凜(アンジュルム)、頓知気さきな、下段左から冨樫優花(タイトル未定)、真鍋凪咲(CUTIE STREET)、律月ひかる(いぎなり東北産)。

マイベストトラック2024 Vol.1 女性アイドル編

2か月
Superfly

Superflyが春に初のカバーアルバム発表、10年ぶりに全国ホールツアー開催

3か月
JUJU

JUJUが小田和正&鈴木雅之とデュエット、「スナックJUJU 東京ドーム店」ダイジェスト

3か月