JOYSOUND 音楽ニュース
powered by ナタリー
「JOYSOUND X1」公式サイトJOYSOUND公式キャラクター「ジョイオンプー」

秋のドレスコーズ、「散花奏奏」で“とびきりの別れ”を示す

ドレスコーズ「the dresscodes TOUR2023『散花奏奏』」東京・Zepp DiverCity(TOKYO)公演の様子。(撮影:森好弘)
3年近く前2023年11月01日 11:03

ドレスコーズのワンマンツアー「the dresscodes TOUR2023『散花奏奏』」のファイナル公演が昨日10月31日に東京・Zepp DiverCity(TOKYO)にて開催された。

9月リリースのニューアルバム「式日散花」を携え、全国7会場でライブが行われた「散花奏奏」。秋めいてきた季節に合わせ、開場時にはデューク・エリントンの「Autumn Leaves」「Prelude to a Kiss」といったムーディなジャズナンバーがBGMに用いられ、オーディエンスを温かく歓迎した。

テレビドラマ「未成年」に挿入歌として使用されたCarpentersの「Superstar」が流れ始めると、志磨遼平(Vo, G)たちは粛々と舞台に登場。前半では「式日散花」の冒頭を飾る「ラブ、アゲイン」、田代祐也(G)が弾くネオアコ風のギターフレーズがさわやかな「若葉のころ」と最新作の楽曲を中心にしつつ、「Lolita」「レモンツリー」といった初期ドレスコーズのストレートなロックナンバーもセットリストに組み込まれ、多種多様なサウンドが届けられていった。

中盤に入ると、志磨はアコースティックギターをスタンバイ。優しく爪弾かれるアコギと、中村圭作(Key)の奏でる柔らかなシンセの音色が絡み合う「罪罪」、夜更けの美しい情景を繊細に描いた「Silly song, Million lights」で、熱気に満ちたフロアを心地よくクールダウンしていった。一方「やりすぎた天使」からは有島コレスケ(B)とビートさとし(Dr)がスウィンギンなビートを刻んでオーディエンスをリード。本編ラストナンバー「式日」の終盤では志磨が花びらを撒き、“とびきりの別れ”を艶やかに表現してみせた。メンバー全員が退場したあとには、志磨の立ち位置にスポットライトが投射され、床に散らばった花びらが煌々と照らされていた。

そしてアンコールの「愛に気をつけてね」では、「Baby Baby あんたなんか」コールがフロア中に炸裂。コロナ禍以降のライブでは長らく発声できなかったこともあってか、観客たちのテンションもこれまで以上に高まっていた。すべての楽曲が終わり、ジェーン・バーキンの「Ex fan des sixties」が流れる中、オーディエンスは名残惜しそうにツアーファイナルに別れを告げた。

なお「the dresscodes TOUR2023『散花奏奏』」ファイナル公演の映像は、2024年3月20日にDVDおよびBlu-rayにてリリースされることが決定。通常盤に加え、スペシャルアイテムを付属した500セット限定盤も販売される予定で、詳細は後日発表となる。

ドレスコーズ「the dresscodes TOUR2023『散花奏奏』」2023年10月31日 Zepp DiverCity(TOKYO) セットリスト

01. ラブ、アゲイン
02. 襲撃
03. Lolita
04. 聖者
05. 若葉のころ
06. レモンツリー
07. 罪罪
08. Silly song, Million lights
09. ハーベスト
10. やりすぎた天使
11. 少年セゾン
12. コミック・ジェネレイション
13. ビューティフル
14. 式日
<アンコール>
15. 最低なともだち
16. 愛に気をつけてね

ドレスコーズ「the dresscodes TOUR2023『散花奏奏』」ライブ映像作品(タイトル未定)収録曲

01. ラブ、アゲイン
02. 襲撃
03. Lolita
04. 聖者
05. 若葉のころ
06. レモンツリー
07. 罪罪
08. Silly song, Million lights
09. ハーベスト
10. やりすぎた天使
11. 少年セゾン
12. コミック・ジェネレイション
13. ビューティフル
14. 式日
15. 最低なともだち
16. 愛に気をつけてね

関連記事

ドレスコーズ

2026年12月17日はドレスコーズとともに、恵比寿で恒例ワンマン

6日
My Hair is Bad

My Hair is Bad全国ツアーにドレスコーズ、Age Factory、ハルカミライ、yonigeら8組

26日
「the dresscodes TOUR 2026《夏、十字架、ノイズ》」東京・Zepp Haneda(TOKYO)公演の様子。(撮影:森好弘)

「誰かが大事にしてきたものを守って」ドレスコーズが“抵抗のノイズ”を響かせた2026年夏

約2か月
ドレスコーズ

ドレスコーズ、初めてのVlog パリでのMV撮影に密着

2か月
「RED-HOT ROCKSTREAM」ロゴ

ザ・クロマニヨンズとドレスコーズ、約12年ぶりにツーマン

3か月
ドレスコーズ「ノイズ時代」ミュージックビデオのサムネイル。

ドレスコーズの“反戦シングル”MV公開 抵抗のノイズ放つ女性と、すれ違う男性の物語

3か月
ドレスコーズ「ノイズ時代」ミュージックビデオのサムネイル。

ドレスコーズの反戦シングル曲「ノイズ時代」ジュリアン・レヴィ監督がMV撮影

4か月
ドレスコーズ「ノイズ時代」配信ジャケット(写真:毎日新聞社 / アフロ)

ドレスコーズ、憲法記念日に“反戦シングル”「ノイズ時代」配信

4か月
ドレスコーズ

ドレスコーズ「grotesque human」ウディ・ガスリーの自伝映画と同時上映

6か月
毛皮のマリーズ「ファースト」ジャケット

毛皮のマリーズの1stアルバムを改題、その経緯を志磨遼平が説明

6か月