羊文学の楽曲「光るとき」をモチーフに、マンガ家のひうらさとるが1枚画を描く動画が、YouTubeチャンネル「EGAKU -draw the song-」で公開された。
「EGAKU -draw the song-」はマンガ家、イラストレーター、アニメーターが自分の好きな楽曲を1枚のイラストに描き出していくシーンを動画で紹介するシリーズ企画。その第29回となる今回の動画では、ドラマや映画にもなった「ホタルノヒカリ」や、雑誌「BE・LOVE」で連載中の「西園寺さんは家事をしない」で知られるひうらが、羊文学の「光るとき」をイメージして描いた男女のイラストを見ることができる。
「光るとき」は2022年1月に発表された楽曲で、テレビアニメ「平家物語」のオープニングテーマ。羊文学は、ひうらが描いたイラストについて「偶然かもしれないですが、背景が平家を象徴する朱色だったことにも驚きました。楽曲のイメージを丁寧に汲み取っていただけたように感じ、嬉しかったです!」とコメントしている。
なお11月18日から26日にかけて「EGAKU -draw the song-」展が、東京・新宿マルイにて開催される。本展示は「EGAKU -draw the song-」に登場したマンガ家、イラストレーター、アニメーターが描いたイラストの原画が展示される。
羊文学 コメント
絵が完成に向かっていく過程を曲と一緒に楽しむことができ、とてもわくわくしました。
私たちの楽曲でまた新しい世界を表現していただき、ありがとうございます。
偶然かもしれないですが、背景が平家を象徴する朱色だったことにも驚きました。
楽曲のイメージを丁寧に汲み取っていただけたように感じ、嬉しかったです!
ひうらさとる コメント
漫画家友達のおかざき真里さんが描いてらしているのを見て「素敵な企画だなあ」と思っていたら、光栄にもご紹介頂きました。錚々たる絵師の皆さんの中、実際絵を描くところを撮って頂くのは恐縮しましたが、いい緊張感の中生き生きと描けた気がします。羊文学は普段からよく聞いているのですが「光るとき」は初めて聞いたときストレートなメッセージの歌詞に「あ、これはグループにも転機になる曲だ」と心が躍ったのを覚えています。特にこの変化の多い時代に“世界は美しいよ“というフレーズにはいつも勇気をもらいます。
イラストは生きづらさと飄々とした自由奔放さを持ち合わせる20代の男の子と女の子です。実は来年描く新作を考えていてそのキャラクターのイメージを具現化させてもらいました。いい機会をありがとうございます!
「EGAKU -draw the song-」展
2023年11月18日(土)~26日(日)東京都 新宿マルイ