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フィロソフィーのダンス「史上最強の私たちがやってきました! 」熱狂渦巻いた現体制初の全国ツアー

フィロソフィーのダンス「Greatest 5 Party 2023」最終公演の様子。(提供:ソニー・ミュージックレーベルズ)
1年以上前2023年12月11日 3:01

フィロソフィーのダンスのワンマンライブツアー「Greatest 5 Party 2023」のファイナル公演が、12月6日に東京・LINE CUBE SHIBUYA(渋谷公会堂)で開催された。

「こんな景色を見せてくれてありがとう」

約1年前に木葭のの、香山ななこの2人を新メンバーに迎え、現在の5人体制になったフィロのス。「Greatest 5 Party 2023」は現体制初の全国ツアーとして今年9月にスタートし、計13公演が行われた。ファイナル公演では大勢のオーディエンスが開演を待ちわびる中、まずはバンドメンバーがステージに上がり、グルーヴ全開のダイナミックな演奏を響かせる。そしてフィロのスの5人が姿を現し、ステージ上で意気揚々とポーズを決めると大きな歓声が沸き起こった。奥津マリリの「史上最強の私たちがやってきました! みんなを幸せにするからね!」という言葉とともに、ライブは「ライブ・ライフ」で盛大に幕開け。「シュークリーム・ファンク」「オプティミスティック・ラブ」と続き、コール&レスポンスやクラップが沸き起こる中で、場内のボルテージはライブ序盤からうなぎのぼりに上昇していった。

MC中も声を張り上げ、常にエネルギッシュな姿を見せるフィロのス。自己紹介が終わると、ファンクテイストにアレンジされたORANGE RANGE「上海ハニー」のカバーや、香山の「もう…油断してたでしょ?」というセリフが歓声を誘う「熱風は流転する」が矢継ぎ早に畳みかけられた。客席にさらなる興奮が渦巻くも、スポットライトを浴びた日向ハルが、数少ない観客の前でバンド活動をしていた時代を振り返りつつ「本当に夢みたいな空間だなとリハーサルのときから思っていて。LINE CUBEが埋まるとは思ってなかったです。こんな景色を見せてくれてありがとうございます」としみじみと語ると、温かな喝采が場内に広がる。「日向ハルという人生を歌えるような人間になりたい」と歌に懸ける思いを口にした彼女は、自身がメインパートの大半を担当するバラードナンバー「作り笑いをさせないで」を熱唱。2番以降はほかのメンバーがコーラスを紡ぐ中、優しくも力強いロングトーンで観客を大いに魅了した。

パンティ占い師登場のライブ後半戦

日向の歌声による感動的な余韻が残る中、奥津マリリ扮するパンティ占い師・セクシーデンジャラス奥津先生がステージ上を仕切り始めると、会場に笑いが起こる。そして彼女の先導のもと、佐藤まりあと木葭が「ジョニーウォーカー」、日向と香山が「好感度上げたい」をそれぞれペアになって個性たっぷりにパフォーマンス。「好感度上げたい」では寸劇を挟みつつ、オリジナル音源を大胆にアレンジしたパフォーマンスで観客に強いインパクトを与えた。ラストスパートでは日向のフェイク、ウッドベースのリズムが映える「ウェイク・アップ・ダンス」や、観客とともに拳を突き上げる「ロック★with you」が披露され、バンドの強固なサウンドが5人の歌を支える中、ライブの定番曲「ダンス・ファウンダー」で公演本編がフィニッシュした。

アンコールに応えて再びステージに登場したフィロのスは、現体制初のアルバム「NEW BERRY」を3月13日にリリースすることを発表。奥津の「さらに勢いを付けてがんばっていきたいと思います」という言葉に、期待を込めた盛大な拍手が送られた。その後、5人は「ポジ子とネガ乃」「ドント・ストップ・ザ・ダンス」を立て続けにパフォーマンス。ラストナンバー「Gimme Five!」では「思い切り踊れ!」と高らかに叫び、熱狂の中で「Greatest 5 Party 2023」の幕を閉じた。

セットリスト

フィロソフィーのダンス「Greatest 5 Party 2023」2023年12月6日 LINE CUBE SHIBUYA(渋谷公会堂)

01. ライブ・ライフ
02. シュークリーム・ファンク
03. オプティミスティック・ラブ
04. 上海ハニー
05. ラブ・バリエーション
06. 熱風は流転する
07. テレフォニズム
08. 作り笑いをさせないで
09. カップラーメン・プログラム
10. ジョニーウォーカー
11. 好感度上げたい
12. ウェイク・アップ・ダンス
13. フォーカス
14. ロック★with you
15. ダンス・ファウンダー
<アンコール>
16. ポジ子とネガ乃
17. ドント・ストップ・ザ・ダンス
18. Gimme Five!

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