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惠愛由&井上花月が自主制作ZINE販売 テーマはフェミニズム、セクシュアリティ、ケア

「Call If You Need Me: feminism, sexuality, care」表紙
約1年前2023年12月09日 12:06

惠愛由(BROTHER SUN SISTER MOON)と井上花月(Laura day romance)による自主制作ZINE「Call If You Need Me: feminism, sexuality, care」が、12月18日より専用サイトにて販売される。

このZINEは惠と井上が不定期で配信しているポッドキャスト番組「Call If You Need Me」の内容をもとに制作したもの。フェミニズム、セクシュアリティ、ケアという3つのテーマについてのトークが2人のコメント付きで掲載されているほか、誌面では惠と井上の交換日記も展開されている。ZINEの編集には石戸諒(踊る!ディスコ室町)が参加しており、デザインは澁谷萌夏が担当。カバーイラストはnico itoが手がけた。

また通常販売に先がけて、専用サイトでは本日12月9日から15日までこのZINEの予約販売を実施中。なお、今後ZINEは一部書店でも順次販売される。

惠愛由 コメント

フェミニズムについて語ると自分自身のやわらかな部分をいやおうなくさらすことになる、なぜならそこには痛み(わたしの / まのあたりにしてきた誰かの)やためらい、言いよどむ時間、そして心からの希望がみんなあるから。そしてまた、語ることによって開かれていく窓があり、見知らぬ人と視線を交わし合う。そのことがわたしを自由にするのだと思う。ずいぶん 懸命に話しました、文字にすること、あらたにコメントや日記を書くことでまた別の秩序がここにも生まれています。ごろごろしながら、ぜひ一緒に話す気分で。

井上花月 コメント

自分ひとりの部屋で縮こまっていたわたしは、フェミニズムを知ってからずいぶんと自由になった。痛みに慣れすぎたひとが回復していくとき、わたしは傷んでいると認めることから始まるが、しかしそれをひとりだけで続けていたならば、ほの暗い過去からつづく現在の悲しみに放りこまれないよう、もっともっとかたくなになっていたと思う。
ふたりで 、みんなと語ることで、わたしの柔さは取り戻されてきた。そうしてどんどん自分に還ってゆく感覚は、何物にも変えがたく、わたしの生きる希望となってここに記録されている。改めて本になったCall If You Need Meは、わたしにとって大事なもののひとつとなりました。

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