5人組ロックバンド・眩暈SIRENが2月に解散することが発表された。
眩暈SIRENのオフィシャルサイトで説明されている解散の理由は、「バンド活動における方向性、価値観の違い」。2022年5月にメジャーを離れ独立し、新たな体制で活動を進めていた眩暈SIRENは、新しい取り組みを実施し活動を安定化させることを独立当初の目標としていたが、徐々にメンバー間でバンド活動における方向性や価値観のずれが生じ、2022年12月時点で活動を継続することが困難な状況になっていたという。
しかし、結成10周年記念ワンマンをはじめとするライブの開催が決定していたため、メンバーでミーティングを重ねた結果、「決まっているライブまでやり切って、一度活動ペースを落としてやってみよう」という話に。当初は今年夏頃に10周年記念ツアーを開催する予定だったが、すべてのスケジュールをリセットし、バンドが再起可能な状態になるまでのアイドリング期間を設けることになった。そして1月のライブ以降、定期的なミーティングを設けて活動のあり方についてたびたび協議し、「まずは楽曲のリリースをベースで活動してみよう」という案のもと制作を試みたものの、やはり活動がおぼつかない期間が続いたとのこと。
この状態が今年春から秋にかけて続き、眩暈SIRENの今後について改めてミーティングを実施した結果、メンバー各々に「バンド活動を辞めたい」という意思はなかったものの、ベクトルをそろえた活動は難しいという結論に。「これ以上活動を続けることができないのであれば続けるべきではない」という考えから、バンドの解散が決定した。
眩暈SIRENは2月に楽曲1曲を発表。これをもって2012年の結成以来続いていたすべての活動を終了する。なお、バンドのオフィシャルサイトにはメンバー5人のコメントも掲載されている。

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