安田女子大学非常勤講師、シンガーソングライター、家族相談士の玉城ちはるが、ニッポン放送「テレフォン人生相談」にスペシャル回答者として出演する。
「テレフォン人生相談」は1965年1月にスタートし、今年で放送60年目に突入した人生相談番組。近年では加藤諦三、今井通子、柴田理恵、玉置妙憂、田中ウルヴェ京がパーソナリティを務め、幼児研究の大原敬子、エッセイストのマドモアゼル・愛らがレギュラー回答者として出演している。
スペシャル回答者には玉城のほか、精神科医でベストセラー本「80歳の壁」の著者・和田秀樹、精神科医の樺沢紫苑、モンテッソーリ教育教師の藤崎達宏の出演が決定。和田が4月8日週に出演予定で、それ以外のスペシャル回答者の出演タイミングは調整中となっている。
なお4月15日から19日の「テレフォン人生相談」では、「人生相談60周年!いま、悩み苦しむ理由(わけ)とは」と銘打ち、男女間の悩み、親子間の悩み、孤独など、今も昔も根源が変わることのない悩み相談の模様をオンエアする。
和田秀樹(精神科医)コメント
昔から聴いていたこの番組で回答者になれるなんて、ちょっと自分も大人になった気がして緊張しました。
パーソナリティの人も含めてきちんと話を聞き、それに真面目に回答する姿勢や、十分な時間をとってそれを編集している舞台裏を知り、やはりいい番組なのだと改めて思いました。
私も精神科医としての長年の経験から、相談者の気持ちが少しでも軽くなるようなアドバイスができたらと思っています。具体的には、もう少し堅苦しい考え方が楽になるように、今の思い込みから人生いろいろだよと感じてもらえるようになってほしいのですが、これはリスナーの皆様の生き方のヒントにもなると信じています。
玉城ちはる(安田女子大学非常勤講師、シンガーソングライター、家族相談士)コメント
今まで様々なラジオでパーソナリティをさせていただきました。この度憧れのニッポン放送でお話ができることをとても嬉しく思っています。
私は10年に渡り養護施設出身者やアジア人留学生36人と共同生活・ホストマザーを務めました。その経験から広島の安田女子大学で多文化共生の非常勤講師を14年前からしています。さらに「共生」をテーマに「命の参観日」という講演をするようになり、子供達や親御さんから9万通にも及ぶLINE相談を受ける毎日です。講演の最後に「相談できる能力」を伝えています。1人で抱え込まないで相談できる、言語化できるのは素晴らしい「能力」「パワー」とても大切なことなんです。
ラジオ番組に電話をして相談できる方々がもっと増えますように、皆さんのお悩みに寄り添っていければと思っています。
樺沢紫苑(精神科医)コメント
歴史ある番組の回答者に選んでいただき、たいへん光栄です。
精神科医33年の経歴。YouTube10年間、6000件の悩みに答えてきた経験を活かしたと思います。言語化。言葉にするだけで癒やされることや、「毎日を楽しむ」ことて「苦しみ」を消していく。
ストレスを解消する方法を、リスナーの皆さんにお伝えできれば幸いです。
藤崎達宏(モンテッソーリ教育教師)コメント
こちらの番組は、昔、私が営業マン時代に車の中でよく聴いていました。
時が流れ、教師となり、番組の回答者の依頼をいただき大変驚いております。
人生は、変化の連続です。
時には自分の目に映る全てが暗闇に思えることもあるでしょう。
しかし、永い目で見れば大きな人生の転機だったと思えるものです。
ご相談を決意した時点で、すでに人生は変わり始めているのです。
教師としてではなく、人生を共に生きる一人として相談に寄り添わせていただきます。
ニッポン放送ほか「テレフォン人生相談」
毎週月~金曜 11:00~11:20