京本大我「お迎え渋谷くん」撮影で初恋を思い出す、子供に好かれたい宮近海斗「ボールが鍵」

左から京本大我（SixTONES）、田辺桃子、宮近海斗（Travis Japan）。

約1年前2024年03月29日 5:05

カンテレ・フジテレビ系新ドラマ「お迎え渋谷くん」の制作発表が本日3月29日に東京都内で行われ、主演の京本大我（SixTONES）、キャストの田辺桃子、内藤秀一郎、宮近海斗（Travis Japan）、長谷川京子が出席した。

新たな京本大我を見つけた

「お迎え渋谷くん」は蜜野まことによる同名マンガを原作としたラブコメディ。恋愛経験ゼロの売れっ子俳優・渋谷大海が年の離れた妹・音夢のお迎えがきっかけで保育士・青田愛花と出会い、不器用ながらも恋を育んでいく姿が描かれる。京本が“渋谷くん”を、田辺が愛花を演じる。京本はSixTONESとして主題歌も担当し、新曲「音色」を歌唱する。

キャストの5人は劇中の衣装で登場。ジャージに雪駄姿の京本は「寒い日々が続いてるんでカイロで暖めながら撮影してます」と話し、喜怒哀楽がなかなか表に出ない“渋谷くん”を演じて「監督から、表情を出さずに抑揚のない状態にしてほしいと要求していただいたので、自分の中のスイッチをオフにしてトライしてみたんですけど、『でも心は動いてるんだ』と言われて難しいなって。不器用だけど心がだんだん動いていく渋谷くんが感じられると思います。共演の皆さんのおかげで、京本大我の新しい姿を見つけられています」とその苦労を語った。

初恋の感覚を思い出しながら

愛花の元カレで、愛花とは別の保育園で体育の先生を務める大崎達也を演じる宮近は「渋谷さんと愛花先生の恋仲にどう絡んでいくのか……それが見どころなんじゃないかと。皆さん楽しみにしてください！」とたっぷり間を置きながらコメント。宮近の話をニヤニヤしながら聞いていた京本は「あんまり助け方がわかんないタイプのふざけ方をしてますね」と反応した。また、渋谷くんのマネージャーを演じる長谷川については「実際にマネージャーとしていてくれたら頼もしいですよね。悩みがどうでもよくなる」と語った。

司会者からイチオシの“キュンシーン”を聞かれた田辺が「1時間くらいもらっていいですか」と悩み始めると、京本は「じゃあ僕言っときますか」と助け舟を出し、「渋谷くんが不器用なりに愛花先生に気持ちを伝えるシーンがあって、愛花先生のお芝居に助けられながら、素敵なシーンが撮れたんじゃないかなと思います」と答える。このシーンで監督から“初恋の感覚”を求められた京本は「僕の初恋いつだったかなと思いましたけど、初々しい気持ちを思い出しながら演じました」と振り返った。

宮近、京本の新たな一面を知る「ほー！すごいぞ」

プライベートで京本と仲のいい宮近は渋谷くんについて「京本さんの面影はまったく感じないので、さすがだなと思います。京本大我が経験した“キュン”を投影した渋谷くんが観られるのですごく楽しみです」とコメント。すると京本「ヤバい見方ですよね。新しいですけど」とすぐさまリアクションした。多くの子供たちも出演しているこのドラマ。田辺が宮近について「ボールを持ってたときの人気ぶりはすごかったですよね」と視線を送ると、宮近本人は「ボールが転がっていったら子供たちがそっちに行ったので、ボールが鍵かなと思ってます」と切ない表情を見せた。

劇中では京本とライバル関係になる内藤だが、実際には仲がいい様子。「大我くんは言葉選びがうまくて、『僕がこんなもん買っちゃったんですよー』と報告したら、『秀って買い物上手なんだね』と言われてキュンとしました」と京本の二枚目な一面を明かす。京本の新たな一面を知った宮近は「それはセリフじゃないくて？ほー！すごいぞ、これは。尊敬しますね」と大げさに褒め称えた。

内藤の趣味を“吸収”した京本

司会者からドラマのストーリーにちなんで“うぶキュン”なエピソードを聞かれると、内藤は「大我くんに趣味のカフェ巡りについて話して、時間が経ったときに『カフェに行こう』と誘ってくれて……覚えてくれてたんだと思ってうれしかったですね」と興奮気味に話す。すると京本は「カフェ巡りが趣味って聞いたときに『それいいな！』と思って、『それもらっちゃっていい？その趣味“吸収”しちゃうね』って話しました」と続けた。宮近は「僕は京本くんのことではないんですけど」と切り出し、「先月甥っ子が生まれて、一昨日会ったんですよ。そのときにミルクをあげて、ふとした表情とかキュンキュンしてましたね」と目尻を下げた。最後にキャストを代表して京本が「僕たちも1話を拝見させていただてテンポ感も素晴らしく、笑えるシーン、キュンとするシーンなど盛りだくさんなので、毎週癒やしの時間になると思います。ぜひ観てください」と本作を改めてアピールした。