バーチャルシンガーソングライター廻花が、本日4月24日に1stシングル「かいか」を配信リリースした。
廻花は今年1月に東京・代々木第一体育館で行われた「花譜 4th ONE-MAN LIVE『怪歌』」にてお披露目された、バーチャルシンガー花譜の“もう1つの姿”。多彩なアプローチや表現をするための“花譜の新たな分岐点”として、彼女の内側から湧き上がる衝動的な気持ちを曲にしていくプロジェクトだ。2月にYouTubeやSNSのアカウントが開設され、すでにさまざまなコンテンツが投稿されている中、楽曲「転校生」のミュージックビデオは公開1カ月で80万回再生を超えている。
アーティスト名をタイトルに冠した1stシングル「かいか」は、1月に行われた初ワンマンライブのラストに披露された楽曲。花譜から生まれた廻花とファンとの新たな出会いに対する純粋な心情がつづられている。本日20:00にはYouTubeでこの曲のMVがプレミア公開される。「花譜 4th ONE-MAN LIVE『怪歌』」の映像を手がけた荒船泰廣が監督を務めた。
1stシングルのリリースに合わせ、花譜と廻花の“二面生”を表現するオフィシャルサイトが開設された。花譜と廻花の最新情報に加え、ここでしか観ることができない限定コンテンツも公開されていく予定。その第1弾として、花譜が所属するKAMITSUBAKI STUDIOのプロデューサーPIEDPIPERと廻花の対談がすでに公開中だ。
廻花 コメント
1人ぼっちになると、結局進めているのかさほど変わってないのか分からなくなる自分のことですが、花譜という名前をもらって、名前も顔もわからないあなたに出会えたこと。音楽を居場所にして、寄り添い合えたこと。
全部知らん顔して、知らん人みたいに、初めましてなんてやっぱり、言えないな。みんなも初めまして、って言いづらいって思ってくれたらいいな。と思って作った曲です。
転校生に続き及川創介さんに素敵すぎる編曲をしていただきました。光って弾けるみたいな音が、
本当に大好きです。
思えばこの平仮名3文字に、たくさんの願い、情景が重なります。自分にとってとても大事な曲です。
廻花としての1stリリース、どうぞよろしくお願いします!!
荒船泰廣監督 コメント
「かいか」MusicVideo監督しました。
代々木のライブでの廻花さんの映像演出から引き続いて
今回のMVも関われたこと、嬉しく思います。
廻花さんの名前がつけられたこの歌、
「かいか」という言葉を聞くと、代々木のライブであの瞬間の感情が思い出されます。
驚きや不安や、新しいことが始まる期待や、様々な感情があったと思いますが、
そんな「かいか」にまつわる様々な想いを表現するために、
代々木でのライブを再構築するという手法を選びました。
MVではライブの収録映像をスキャンして3Dとしてヴァーチャルな空間に変換しています。
廻花と観測者の「はじめまして」のあの時間、それを空間ごと記録することで
奥行きをもった記念写真として残したいと思いました。
あの瞬間から始まった廻花さんとしての新しい表現。
これからどのように花開いていくのか、とっても楽しみにしています。