川村壱馬(THE RAMPAGE)の1st写真集「Etoile」の発売を記念した記者会見が、本日4月27日に東京・タワーレコード渋谷店で行われた。
「Etoile」はフランス・パリと北部のノルマンディー地方で撮影され、ギュスターヴ=モロー美術館やフランス北部に位置する古城を貸し切ってのロケが行われた。撮影地をパリに決めた理由を、川村は「写真集ということでアート性も大事にしたくて。その中でアートっぽい街並みをイメージしたときに『パリかな』と思いました。地元の大阪というアイデアも浮かんでいたんですけど『この機会だからこそ』と思って(笑)」と語る。実際にパリを歩いてみての印象を尋ねられると「街並みの統一感が日本にはない感じで。テーマパークを歩いているような感覚になりました」と感想を明かした。
写真集の中でのお気に入りとしてシベリアンハスキーの“ネボ”と撮影したカットを挙げた川村は、ネボとの撮影がスタッフのサプライズだったことを明かし「この、ちょっと抜けてる感じがすごく好きなんですよ。ずっと好きな犬種ではあったんですけど、あまり触れ合ったこともなくて」と“お散歩カット”が実現した喜びを語る。そして「写真を見たら相変わらずかわいすぎたので……」とお気に入りに選んだ理由を話し、目を細めた。
フランス語で「星、花形、スター」という意味を持つタイトル「Etoile」については、スタッフからの提案を受けて決めたという川村。写真集に付けられた「他を圧倒する、スター性」というキャッチコピーには「言いすぎやろ!と思いましたけど(笑)」と苦笑いしつつ、「そうなれるように、という意識はあるかもしれないですね。何かを発信しづらい、目をつぶるべきではないものに目をつぶりがちな世の中でも、いろいろ発信していきたいなと」と話す。そして「自分の言葉や思いを大事にして人がやらないことをやろう、と。埋もれちゃうと意味がないし、自分がスター性を身に付けるにはどんどん発信していきたい」と自らの“スター論”を明かした。
芸能生活10周年を迎えて初の写真集を刊行した現在、新たに挑戦したいことを尋ねられた川村は「声優さんのお仕事はずっとしたいなと考えていますね」と意欲を見せる。「アニメもゲームもマンガも好きで、プライベートは“そっち系”なので。『現実ではこんなんおらんやろ』っていうぐらいカッコいい役もやってみたいし、敵の大ボス、魔王みたいなキャラの声もやってみたいです」と演じてみたいキャラクター像も語った。さらに次の写真集を撮影したい場所を聞かれると「イギリスです。僕の好きなアニメの聖地がイギリスなので、行ってみたいです」と話し、アニメファンっぷりを存分にアピールした。