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ファンキー加藤がソロ活動10年分の感謝を込め熱唱、真夏日の日比谷野音が一段と熱く盛り上がる

ファンキー加藤(Photo by Ayami Kawashima)
約1か月前2024年05月04日 12:06

今年2月にソロデビュー10周年を迎えたファンキー加藤が、これを記念したワンマンライブ「I LIVE YOU 2024 in 日比谷野外音楽堂」を4月28日に東京・日比谷公園大音楽堂(日比谷野音)で開催した。2014年9月にソロでの初のワンマンライブ「『I LIVE YOU 2014』in 日本武道館」を行って以降、「I LIVE YOU」と題した単独公演で全国各地を回ってきた加藤。この日は「I LIVE YOU」としては2018年の地元・八王子でのライブ以来6年ぶり、日比谷野音のステージはFUNKY MONKEY BABYSとして立った2008年の「おまえたちとの道 日比谷野外音楽堂'08 ~エナジーの解放~」以来16年ぶりとなった。

10年前の初単独公演と同じ、あの曲でスタート

チケットがソールドアウトとなり、立見席まで満員になった会場は、開演前から加藤の登場を待ち望むファンによって興奮状態に。まだ4月だというのに関東で今年初の真夏日を記録したことも相まって、野音は熱気で満たされていた。そして大歓声に包まれながら、サポートメンバーの田中隼人、バカムスコ翔とともに加藤がステージに登場。「行くぜ日比谷野音!」という彼のシャウトを受けて、観客は火が着いたように一斉にハンドクラップしながらジャンプした。1曲目に選ばれたのは、10年前の日本武道館での初単独公演と同じく「リスタート」。サビでは加藤に負けないほどの勢いで観客による大合唱が沸き起こった。

序盤から全力を出し切る加藤のパフォーマンスに応えるように、オーディエンスも全力を出して大盛り上がり。続く「花」では会場中の人々が曲に合わせて、花を咲かせるように手を振る。そして曲が終わるたびに絶叫にも似た歓声が上がり、客席のあちこちから、気持ちの高ぶりをぶつけるように加藤の名を呼ぶ声が響き渡った。

なかなか沈まない太陽、青空に舞う金テープ

最初のMCで「晴れてほしいとは願っていたけど、こんな暑くなるとは思ってなかった……でも雨よりはいいよね!」と笑う加藤。2021年にFUNKY MONKEY BΛBY'Sとしての活動をスタートさせてからは2人でのライブが多かったこともあり、「ソロってこんなにしんどかったっけ? ファンモンに慣れちゃって、『あ、2番も俺が歌うんだ』って思った」とこぼしていたが、その後も疲れを感じさせないエネルギッシュなパフォーマンスとまっすぐな歌で、観客と心を交わし合っていた。

8曲目に披露されたバラード「つながるから」のあたりで、加藤のイメージでは日が沈み始めて照明がいい感じに映える予定だったそうだが、この日は予想以上に日が長かったため、陽光の降り注ぐ中でのライブは続く。ライブが後半戦に入ったことを告げるように、「終わらない未来」では青空の下、ステージから客席に金テープを発射。40代の悲哀をユーモラスに歌った「40」や、聴く者の心に寄り添うような加藤らしいエールソング「希望のWooh」を、彼はテンションを落とすことなく全力で歌い続けた。

そして加藤は息を切らしながら「こんな素敵な光景が見れるとは思いませんでした。本当にありがとう」と来場者に感謝。続けて「10年前、1人でもやってやるぜ!みたいなけっこうな自信を持ってソロ活動を始めたんですが、そんな自信は早々に打ち砕かれました。やっぱりグループは偉大だった。暗闇の中でもがく日々もあったけど、みんなの声が支えてくれたし、ずっと続けていれば必ずそこに幸せがあるって教えてくれた。つくづく思うんですけど、こんなろくでもないミュージシャンをずっと応援し続けてくれて、みんな本当に優しい(笑)」と飾らない胸中を語った。そんなファンへの思いを込めるように、加藤は「太陽」「本当のこと」を力強く熱唱。魂を込めた彼のメッセージにオーディエンスは心を震わされていた。

客席のど真ん中でスモーク噴射!会場は一気にお祭り騒ぎ

ようやく日が暮れてきた頃、EDMを基調としたナンバー「MAGIC MUSIC」がスタートすると、一気に野音がダンスフロアに。ここからラストスパートをかけるように「冷めた牛丼をほおばって」「CHANGE」を連発し、会場は熱狂に包まれる。そして本編最後に披露されたのは、ソロアーティストとしての始まりの曲であるデビューシングル「My VOICE」。観客は最初から最後までフルコーラスで、一段と大きな声でこの曲を合唱し、そのエネルギーを浴びた加藤もまた渾身のパフォーマンスを繰り広げた。

アンコールで再び姿を現したファンキー加藤、田中隼人、バカムスコ翔の3人は、いきなりステージを降りてオーディエンスの中に。そのまま客席のど真ん中のスペースに移動した加藤は「最初はセットリストに入れてなかったんですけど、スタッフから絶対に歌ったほうがいいと言われたので」と語り、360°ファンに囲まれた状態で「Good Show」を歌い始めた。このとき田中はショルダーキーボードを演奏し、加藤はCO2ボンベを背負ってスモークマシンを手に持ち、所構わず白煙を噴射しながら熱唱。思いがけない演出に会場は沸き、一気にお祭り騒ぎになった。曲が終わってステージに戻った加藤は「『Good Show』のあとに歌う曲じゃないな。セトリ間違えた……」と苦笑しながら「優しい光」を歌唱。体調を崩してこの日は会場に来れなかったという母親に、素直な気持ちを歌にして捧げた。

「なにしろ10周年やん!? 日比谷野音だけで終わらせるわけないやん!?」

「次の曲で最後なんですけど、みんなに寂しい思いをさせたくなくて……なにしろ10周年やん!? 日比谷野音だけで終わらせるわけないやん!?」と観客を煽った加藤は、ソロでは初となるベストアルバム「My BEST」を7月24日にリリースすることを告知。さらに「今日は僕の声、“My VOICE”をみんなが全国から聴きに来てくれたので、今度はあなたの声、“Your VOICE”をあなたの街に聴きに行きます!」と告げて、ソロワンマンツアー「10th Anniversary LIVE TOUR『Your VOICE』」で9月から全国を周ることを発表した。加藤は2020年にホールツアー「ライブツアー“F”」の開催を予定していたものの、新型コロナウイルス感染拡大による緊急事態宣言の発令を受けて全公演中止になっており、彼がソロツアーを行うのは「希望のWooh oh TOUR」以来約5年ぶりとなる。

最後の曲「まわせ!」が始まると、観客は待ってましたとばかりに歴代グッズのタオルを振り回して大盛り上がり。その後「ラストナンバー」が流れる中、加藤はこれまで支え続けてくれたマネージャー陣をステージに上げて紹介し、10年間関わってきてくれたすべての人々への感謝を述べてライブを締めくくった。

なお、この日のライブの模様はU-NEXTにて5月25日より配信される。

セットリスト

ファンキー加藤「I LIVE YOU 2024 in 日比谷野外音楽堂」2024年4月28日 日比谷公園大音楽堂

01. リスタート
02. 花
03. 吼えろ
04. 輝け
05. ブラザー
06. 急性ラブコール中毒Part1
07. カラフル
08. つながるから
09. 終わらない未来
10. 40
11. 希望のWooh
12. 太陽
13. 本当のこと
14. MAGIC MUSIC
15. 冷めた牛丼をほおばって
16. CHANGE
17. My VOICE
<アンコール>
18. Good Show
19. 優しい光
20. まわせ!

公演情報

ファンキー加藤 10th Anniversary LIVE TOUR「Your VOICE」

2024年9月14日(土)神奈川県 SUPERNOVA KAWASAKI
2024年9月23日(月・祝)岡山県 YEBISU YA PRO
2024年10月4日(金)大阪府 BIGCAT
2024年10月12日(土)香川県 DIME
2024年10月19日(土)宮城県 darwin
2024年11月3日(日)新潟県 GOLDEN PIGS RED STAGE
2024年11月16日(土)北海道 BESSIE HALL
2024年11月29日(金)愛知県 THE BOTTOM LINE
2024年12月7日(土)福岡県 BEAT STATION
2024月12月18日(水)東京都 LIQUIDROOM

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