昨日5月5日に東京・ユナイテッド・シネマ豊洲で、Tani Yuukiの映像作品「Tani Yuuki Hall Tour 2023 "kotodama"」の先行上映会が開催された。
「Tani Yuuki Hall Tour 2023 "kotodama"」は5月8日にリリースされるTaniの1st EP「HOMETOWN」初回限定盤に付属するライブBlu-rayで、昨年開催された初のホールツアーより東京・TOKYO DOME CITY HALL公演の模様を収録。発売に先駆けて開催された上映会のあとにはTaniによるトークイベントも行われ、本人による解説が繰り広げられた。
上映会では臨場感あふれるパフォーマンスが大画面に映し出され、クリアな音響も相まって観客から感嘆の声が漏れる場面も。本編のラストを飾った「最後の魔法」の余韻が残る中で、司会の森本優がTaniを舞台に呼び込みトークがスタートした。Taniはまず「どんな感じになるのかと最初は思っていたけれど各地あったかくて、みんなに楽しんでもらえたようでよかった!」と各地で行われた上映会の感想を口に。続けて「初日が東京国際フォーラムだったこともあり、一番大きい会場だったので、初日からファイナルなんじゃないかっていうくらいの熱量で、用意していたものをすべて出せた」とツアーを振り返った。また、映像化されたTOKYO DOME CITY HALL公演の裏話について森本に聞かれると、「一番高いところからジャンプをしたらちょっとだけ足を挫いた」と今だから明かせるエピソードを披露して会場を盛り上げる。
さらにTaniは「Tani Yuuki Hall Tour 2023 "kotodama"」だけでなく、リリースを目前に控える「HOMETOWN」にも言及。「自身の故郷だからこそ出せる素の部分だったり、ホームタウンから出たときの感情だったり。自分のルーツと、今につながる一本の道を表現できた作品になっている」と自信をのぞかせ、6月にスタートするツアーに向けて「『ただいま』と言えるような第2、第2の故郷を作るだけでなく、みんなにも気軽に、また『ただいま』と言って帰ってきてもらえるようなツアーにしたい」と意気込んだ。
トークの終盤では事前に募集した質問に答えるコーナーも。「本日が母の誕生日」という観客に向けてTaniが花を手渡すサプライズがあったほか、5月12日が「母の日」であることから会場に駆け付けた自身の両親にも花を贈りながら感謝の気持ちを伝えるなど、アットホームな空気の中でイベントは終了した。