柏木由紀がライブBlu-ray / DVD「柏木由紀 3rd Tour 寝ても覚めてもゆきりんワールド~ソロデビュー10周年も夢中にさせちゃうぞっ♡~2024.1.27@Zepp DiverCity」を本日5月29日にリリース。本作の発売を記念して、同日にメディア向けの囲み取材を行った。
理想のアイドル像にこだわったツアー
昨年12月から今年1月にかけて開催された柏木のソロデビュー10周年記念ツアーより、東京・Zepp DiverCity(TOKYO)で行われたファイナル公演の模様を収録した本作。柏木は約6年ぶりとなるこのソロツアーで自身のソロ曲からAKB48の楽曲、カバー曲までさまざまなナンバーをバンドメンバーとともに披露した。
柏木は映像作品について「頻繁にソロ活動をできていたわけではないんですけど、ソロの曲をデビューシングルからメドレーで歌っていたり、珍しくカバー曲を歌っていたりもするので、グループのときにはなかなか伝わらなかったような、1人で歌って踊ってる姿をたくさんの方に見てもらえたらうれしいです」とアピール。さらに「1人で歌って踊るというのは、けっこう大変ではあるんですけど、やっぱりどうしても“アイドル”という部分にはこだわりたかったので、なるべくダンスを踊れるところは踊りました。衣装もAKB48でお世話になっているスタッフさんに新しく作っていただいたり。ソロデビュー10周年ですし、AKB48の現役のときとしては最後のソロツアーだったので、自分の理想とするアイドル像にこだわって作ったツアーでした。そういうところが伝わったらいいなと思います」と目を輝かせながら述べた。
やっぱり気になっちゃいますね、AKB48のことが
卒業後の生活の変化を記者から尋ねられると、柏木は「覚えることが少なくなって、気が楽になった。今までコンサートのためにダンスや立ち位置をずっと覚えていたので。あと、スケジュールがちゃんとわかるようになりました。グループのときは『明日レッスンあるっぽいけど、何時なのかわからない』ということがけっこう多くて。今は美容室に行ったり買い物に行ったり、自分の時間を有効に使っています」と話す。仕事面については「バラエティ番組の収録が多くなった。地方に行ったり、何日かロケに行ったり、グループにいたときはできなかったお仕事もやらせてもらって、やりがいを感じています」と充実した表情を浮かべた。
「卒業したのにやってしまう職業病は?」という質問を受けた柏木は「やっぱり気になっちゃいますね、AKB48のことが。次の新曲はどんな曲なんだろうって。『どんな感じ?』って後輩に聞いちゃったり。AKB48の動きはチェックしています」と語る。「20期生のオーディションが始まりますが、参加されますか?」と聞かれると、「もう120%絶対ないです(笑)」と即答し、「17、18、19期生の子たちが本当にかわいくて、将来有望な子たちがたくさん入ってきてくれたので、外からですが、20期生でどんな子が入ってくるのかすごく楽しみです」と期待を寄せた。
家の下でばったり会いました
「最近やりたいことは?」という質問が飛ぶと、柏木は「運転。免許を取ってから、10年間ほとんど運転してない。もう1回ちょっと教習所に行って、運転できるようになったらいいなと思いつつ、ちょっと迷ってる」と回答し、「あと、親知らずを抜きたい。切実な思いです」と付け加えた。最近やりとりしたAKB48のメンバーを尋ねられた柏木は「卒業したあと、OGのメンバーとけっこう連絡取ったりしてるんですけど、この前スーパーに行って帰ってきたら、家の下でばったり宮澤佐江ちゃんに会ったんです。本当にばったり。遠くから『もしかしてー?』って言われて、バッて見たら佐江ちゃんだった。卒業コンサート以来、2カ月ぶりに会いました。佐江ちゃんはそのあとお仕事があったんですけど、20分ぐらい一緒に歩きながら、お互い近況報告をして。『ご飯行きたいね』って話したり、佐江ちゃんから『舞台がんばってるよ』と聞いたり」と最新の“さえゆき”エピソードを明かした。
最後に柏木は映像作品について「グループにいる柏木由紀の印象が強いと思うんですけど、 ソロでも歌って踊ってがんばってるので、ぜひこのDVDを観て、今後ソロコンサートがあるときにぜひたくさんの方に足を運んでいただけたらうれしいなと思います。ぜひ、私の本業の姿をたくさんの方に見てほしいです」と笑顔で語った。