8月4日に東京・LINE CUBE SHIBUYA(渋谷公会堂)で開催されるROTH BART BARONの単独公演「ROTH BART BARON "10th ANNIVERSARY"~BEAR NIGHT 5~」の全出演者が発表された。
「BEAR NIGHT」は「バンドが今やりたいことをやりたいだけ詰め込んで作る、大きなライブ会場だからこそできる特別大編成でのパフォーマンス、縁あるゲストボーカルとのコラボレーション」がテーマのイベント。先に発表されていた塩塚モエカ(羊文学)、Salyu、崎山蒼志に加え、YONCE(Suchmos、Hedigan's)の参加が決定し、オープニングDJを務める水野蒼生がクラシック音楽で本番までのフロアを演出することが発表された。またROTH BART BARONは西田修大(G)、Ryu(Ryu Matsuyama / Key)らを加えた“BEAR NIGHT 9人編成”で演奏する。
YONCE(Suchmos、Hedigan's)コメント
痛々しいくらい切実な、本来やわらかく出力したくなる感覚を三船くんはその勇気と好奇心でもって曝け出す。一介のリスナーとして、彼の頭の中にあるものに音楽という形で触れられるのはとても特別なことだと思う。
ヒトの脳ミソがシリコンみたいな素材になってきてる時代ですが、きっと三船くんは血と肉で、それを目一杯使って生きている。その姿に俺は強いシンパシーを憶えるし、そうあらねばと心がけている。
夏の盛りの大都心にどんな景色が広がるのか、とても楽しみです。この自然の一部分として、なにかの役に立てればと思います。
水野蒼生 コメント
BEAR NIGHTでDJをさせてもらうのはもう今回で3回目になります。バンドの風物詩でもあるこの特別なお祭りにクラシック音楽の居場所も用意してくれることに心から感謝しています。
ROTH BART BARONの、常に貪欲に“ここではない何処か”を開拓し続ける姿勢とその希望に満ちた背中は尊敬の念に堪えません。そんなROTHの作るステージに定期的にお邪魔させてもらえることはいつも大きな喜びと刺激に満ちています。
2021年、コロナ禍真っ只中のSTUDIO COASTでは「今こそ皆んなで一つになろうぜ」というメッセージを込めてベートーヴェンの第九をプレイし、昨年の野音では夕暮れの日比谷公園に響き渡る蝉の声にラヴェルのピアノ曲「亡き王女のためのパヴァーヌ」を添えてみました。さあ今年は渋谷だ! どんな空気になるだろう? どんな作品がフィットするだろう? 当日を迎えるのが今から楽しみで仕方ありません。
ROTH BART BARON "10th ANNIVERSARY”~BEAR NIGHT 5~
2024年8月4日(日)東京都 LINE CUBE SHIBUYA(渋谷公会堂)