Heavenstampのニューシングル「Lovely Time」が本日7月10日に配信リリースされた。
「Lovely Time」はシティポップ×シューゲイザー的なサウンドにSally#Cinnamon(B, Vo)の心情を投影した歌声を乗せた、夏に似合う楽曲。サム・ポマンティがキーボード、共同アレンジャーとして参加した。YouTubeではミュージックビデオが公開されている。
Heavenstampは9月に初の中国ツアーを実施。フェス出演を含めて全6カ所でライブを行う。
Heavenstamp コメント
Sally#Cinnamon
作詞のためにこの曲を聴いていた時、たまらなく海が見たくなり、歌詞は海をモチーフにした物語にしようと決めました。
作詞を進める中で、ふと故郷の長崎のとある場所を思い出しました。
それは珍しい亜熱帯の植物なども植栽されている小さい頃から大好きな植物園で、「あそこから近くの海岸へも行ったな、あの植物園や海岸は今はどうなっているのかな? いつかまた行きたいけど、、」と検索してみると、なんと何年も前に地滑りの影響で閉鎖されたことがわかったのです。
きっと誰にでも、「まさか無くなるなんて、、、」とがっかりしてしまった場所やお店などあると思います。
音楽好きにとっては、何度も行ったライブハウスやライブ会場、レコードショップなど。
時代の流れや抗えない変化によって失われていくものがあるということは、現実としてはわかっていても、受け入れるのに時間がかかることもあります。
大切な人との別れもそうです。
移り変わるもの、失ってしまうものへの寂しさは拭い去れなくても。
「大切だった」という想いは自分の中に、人々の中に生き続けるから悲しまなくていいのだと語りかけるような、自分自身に言い聞かせるような歌詞になったと思います。
MVは閉鎖された海岸とは別の、長崎県のとある砂浜で撮影しました。
今は亡き祖父と、かつて訪れた場所です。
美しい海と夕陽とともに、「Lovely Time」を気に入ってくれると嬉しいです。
Tomoya.S
もともとはグッドメロディなインディロックサウンドを目指して制作した楽曲でしたが、昨年夏からライブメンバーでもありプライベートでも交流の深いキーボーディストであるSam Pomanti氏による鍵盤アレンジが加わり、Heavenstampなりのシューゲイザー×シティポップのようなサウンドに仕上がりました。
夏のセンチメンタルな空気を感じてください!