これが清竜人25じゃあ！結婚披露宴直後にまさかの大波乱、どうなる新婚生活

4か月前2024年07月13日 8:06

清竜人25の新体制お披露目ライブ「KIYOSHI RYUJIN25～REUNION PARTY～」が、7月11日に神奈川・KT Zepp Yokohamaで開催された。

清竜人25は、清竜人が2014年9月に立ち上げ、熱狂的な支持を集めた“一夫多妻制アイドルユニット”。 2017年6月に惜しまれつつ解散するも、竜人のデビュー15周年に合わせて再始動し、第101夫人・清さきな（頓知気さきな / femme fatale）、第102夫人・清嬉唄（島村嬉唄 / きゅるりんってしてみて）、第103夫人・清凪（根本凪 / ex. 虹のコンキスタドール、でんぱ組.inc）、第104夫人・清真尋（林田真尋 / ex. フェアリーズ）という彼好みな4人のパートナーが新たに迎えられた。

電光石火のスケベが帰ってきた

突然の再結成にSNSは色めき立ち、お披露目ライブの会場には多数の清家（清竜人25ファンの呼称）が列席。そこに新たな夫人のファンも入り混じるが、客電が落ちると竜人の担当カラーである赤いペンライトの光が客席を染め上げ、野太い声に牽引される形で「竜人くーん！」という呼び声があちこちで上がる。この場の主役、最も愛される存在はなんと言っても“竜人くん”であり、夫人たちだけでなく「あいつもこいつも彼には無我夢中」なようだ。

そこへ4人の新婦を引き連れて現れた竜人。背中で大歓声を受け止めたのち、すっと腕を振り上げ、クルっと振り向くと、デビュー曲のリアレンジバージョン「Will you marry me ?」で華々しくパーティの幕を開ける。フレッシュでキュートな歌声を次々に披露する4人の夫人たちに続き、とろけるような甘いファルセットで「俺のとこへおいで」と歌った竜人は、熱狂する清家に「お前ら待たしたなあ！」と叫び、清家は諸手を挙げて喜んだ。

さらに夫人たちが「Yo！ Yo！スケベ！スケベ！電光石火のスケベ！スケベ！」とコールし、その中心で竜人が激しいダンスをキメると「Mr.PLAY BOY…♡」へ。かわいらしい4人とクールな竜人のパフォーマンスの相乗効果で、会場は高揚感でいっぱいになる。ここで竜人たちは一旦退場するが、強烈なパフォーマンスを7年ぶりに浴びた清家は興奮を抑えられない様子でしばらくざわついていた。

結婚披露宴で相思相愛っぷりをアピール

新婦それぞれが竜人にどんなプロポーズをされたかを明かす映像を経て始まったのは「結婚披露宴」だ。金屏風がステージに設置され、奥浜レイラの司会進行のもと、新郎新婦がそれぞれの幼少期の写真とともに紹介される。自分で企画しておきながら竜人は恥ずかしそうな様子でボソボソとしゃべるが、終始笑顔を絶やすことはなく「こういうのがしたくて再結成しました」と素直に語った。

質疑応答の中で、お互いの好きなところをそれぞれ語り合い、相思相愛っぷりを存分にアピールする竜人と夫人たち。グループの注目ポイントを聞かれた竜人は「令和なのに一夫多妻制とかやってるとこじゃないっすか」と笑いつつ、今後「Will you marry me ?」以外にもリアレンジバージョンを発表する予定があることを明かす。また「私たちの知らない第8夫人から第100夫人もいるのか」という質問に対して、竜人は客席を指差しながら「この中にいると思います」と回答。その言葉に清家は狂喜し、必死に手を振った。

その後のビデオメッセージのコーナーには、第101夫人・さきなの実姉であり、竜人の義姉となった戦慄かなのをはじめ、第102夫人・嬉唄が所属するきゅるりんってしてみてのメンバー、第103夫人・凪が所属していた虹のコンキスタドールのメンバー、第104夫人・真尋と活動をともにしていた野元空（ex. フェアリーズ）、竜人とゆかりの深いでんぱ組.incと粗品という豪華な面々が登場し、新郎新婦を祝福。最後はケーキの入刀とフォトセッションが行われ、竜人と4人の「結婚披露宴」はハッピーに締めくくられた。

まさかの電撃脱退……からの電撃結婚

しかし、そこに予想だにせぬ波乱の展開が待っていた。披露宴のあと竜人を連れ出して2人きりになった第102夫人の嬉唄。つい先ほど竜人に「嬉唄ちゃんかわいいね」と言われて照れていた彼女だが、なにやら竜人に伝えたいことがあるようだ。「どうしたの？」と優しく微笑む竜人に嬉唄は「あのね……」と耳打ち。するとステージ両脇から銀テープが勢いよく飛び出し、スクリーンを通して「第102夫人清嬉唄電撃脱退」と発表される。

嬉唄は「ごめんね……今までありがとう」と告げ、彼女をハグで送り出した竜人は「披露宴の日に嫁に逃げられた俺を撮って」と清家に呼びかけてポーズをとりつつ、その場に座り込む。そんな彼の前に姿を見せたのは、嬉唄と同じくきゅるりんってしてみてのメンバーであり、先ほどビデオメッセージで嬉唄を祝福していたチバゆなだ。会場がどよめく中、ゆなが「竜人くん、じゃあ私と結婚する？」と提案すると竜人は「お願いします！」と即答。再び銀テープが宙を舞い、一瞬で夫婦となった2人のバックに「第105夫人清ゆな電撃結婚」の文字がドーンと大写しになった。

ジェットコースターのような急展開で、清家も何がなんだかわからなくなっている中、「これが清竜人25じゃあ！」と竜人が叫び、新しい夫人らと人気曲「ラブ♡ボクシング」へ突入。竜人と夫人たちの気迫みなぎるかけ合いが会場を一層ヒートアップさせる。さらに「Call♡Me♡Baby」を畳みかけた竜人たちは、8月7日にリリースする新体制初シングルの収録曲「青春しちゃっていいじゃん」を初披露。これから始まる新しい“青春”の日々を清家に期待させ、新体制初ライブに幕を下ろした。この日、披露されたのはわずか5曲だったが、清竜人25ならではの濃密なライブを味わった観客は、夢でも見ていたかのようにふわふわした様子で皆笑顔を浮かべていた。

こうして再結成した清竜人25は、8月2～4日に東京・お台場の青海周辺エリアで開催されるアイドルフェス「TOKYO IDOL FESTIVAL 2024」に出演。10月にはライブツアー「KIYOSHI RYUJIN25～REUNION TOUR～」を開催し、10月6日に東京都 Zepp Shinjuku（TOKYO）、10月26日に大阪・BIGCAT、10月27日に愛知・THE BOTTOM LINEでライブを行う。