JOYSOUND 音楽ニュース
powered by ナタリー
「JOYSOUND X1」公式サイトJOYSOUND公式キャラクター「ジョイオンプー」

Homecomings、新体制後初ツアーが渋谷クアトロで終幕 downt&kurayamisakaと競演

Homecomings(撮影:新家菜々子)
1年以上前2024年07月19日 9:05

Homecomingsが7月13日に東京・渋谷CLUB QUATTROで東名阪ツアー「many shapes, many echoes」の最終公演を開催した。

今年2月に石田成美(Dr)が卒業し、現在はサポートドラムに元CHAIのユナとLaura day romanceの礒本雄太を迎える形で活動を続けるHomecomings。「many shapes, many echoes」は新体制後初の東名阪ツアーで、愛知公演にLaura day romance、大阪公演に揺らぎとBROTHER SUN SISTER MOON、東京公演にdowntとkurayamisakaがゲスト出演した。ファイナルとなる東京公演のチケットは早々にソールドアウトする盛況ぶりで、会場に集まったオーディエンスは各バンドによる三者三様の音楽を楽しんだ。

トップバッターのdowntはメンバーそれぞれが定位置に付くと、静かな立ち上がりから一気に感情を爆発させる「紆余」で1曲目から会場の雰囲気を支配。続く「Whale」「111511」では、3人の鬼気迫る演奏と富樫ユイ(G, Vo)の憂いを帯びたボーカルとが美しい調和を生み、その独自の世界観に観客の視線は釘付けとなっていた。downtはその後、ポエトリーリーディングを交えつつ緊張感漂うサウンドで駆け抜ける「Yda027」、河合崇晶(B)とTener Ken Robert(Dr)が強靭なビートを刻む「underdrive」といった楽曲を次々とプレイ。最後は約8分におよぶ「13月」で壮大なサウンドスケープを描き、静けさと深い余韻を残してステージをあとにした。

続くkurayamisakaが1曲目に選んだのは、歪んだギターの音色がエモーショナルなムードを演出する「cinema paradiso」。5人の演奏は内藤さち(Vo, G)の歌う「私のこと忘れないでね」のフレーズを起点により激しさを増していき、そのまま「theme (kimi wo omotte iru) 」「farewell」が爆音で届けられると、その重厚なサウンドにあてられたオーディエンスは体を激しく揺らして音楽を楽しんだ。異様な熱気が漂う中、kurayamisakaは「modify Youth」「kurayamisaka yori ai wo komete」「evergreen」などタイプの異なる楽曲を繰り出してバンドのさまざまな表情を見せつける。そして5月発表の最新曲「jitensha」で観客を再び熱狂の渦に巻き込み、約40分のステージを駆け抜けていった。

この日の主役であるHomecomingsはサポートドラムにユナを迎えて現れると、「PAINFUL」で軽やかにライブの幕を開ける。畳野彩加(Vo, G)は満員のフロアを眺めながら「今日はありがとうございます。皆さんと同じくらい楽しみにしてました。downtとkurayamisakaは普通にライブが観たかったからうれしい。改めて今日は一緒に出てくれてどうもありがとう!」と呼びかけると、続く「euphoria / ユーフォリア」で躍動感のあるサウンドに力強いボーカルを乗せて観客を魅了した。Homecomingsはライブ中盤、ドラマチックな展開を見せる新曲「Luminous」で会場の熱気をじわじわと高めると、そのエネルギーを爆発させるかのように「Shadow Boxer」をエモーショナルに届けた。

映画「リズと青い鳥」の主題歌として書き下ろされたエバーグリーンなポップチューン「Songbirds」や、バンドが掲げるステートメントを曲にした「US / アス」を経てライブはいよいよ終盤に。Homecomingsはユナの力強いドラミングで観客の注目をぐっと惹きつけるとキラーチューン「HURTS」の演奏へとなだれ込む。イントロから歓声の上がったこの曲では、観客たちが両手を掲げたり、ともに歌ったりと4人の演奏を全身で楽しんでいた。Homecomingsはその後、会場の熱気を鎮めるように畳野のボーカルと福田穂那美(B)のコーラスが美しく重なり合う「Cakes」を演奏。最後は最新シングル「Moon Shaped」を大切に奏でてステージを降りた。

アンコールでHomecomingsは12月に東名阪ワンマンツアー「angel near you」を開催することをアナウンス。東京公演の会場がキャリア史上最大キャパシティとなるZepp Shinjuku(TOKYO)であることが告げられると、会場は大きな歓声と拍手で包まれた。そして4人は約5年前に制作していたという未発表曲「Torch Song」と、2016年発表の2ndアルバム「SALE OF BROKEN DREAMS」から人気ナンバー「PERFECT SOUNDS FOREVER」を演奏し、充実した表情でこの日の公演を締めくくった。

セットリスト

「Homecomings presents 『many shapes, many echoes』」2024年7月13日 渋谷CLUB QUATTRO

downt

01. 紆余
02. Whale
03. 111511
04. Yda027
05. 煉獄ex
06. ※新曲
07. underdrive
08. 13月

kurayamisaka

01. cinema paradiso
02. theme (kimi wo omotte iru)
03. farewell
04. modify Youth
05. curtain call
06. kurayamisaka yori ai wo komete
07. ハイウェイ
08. evergreen
09. jitensha

Homecomings

01. PAINFUL
02. ラプス
03. euphoria / ユーフォリア
04. Here
05. Luminous
06. Shadow Boxer
07. Songbirds
08. US / アス
09. HURTS
10. Cakes
11. Moon Shaped
<アンコール>
12. Torch Song
13. PERFECT SOUNDS FOREVER

公演情報

angel near you

2024年12月21日(土)愛知県 NAGOYA JAMMIN'
2024年12月22日(日)大阪府 Shangri-La
2024年12月28日(土)東京都 Zepp Shinjuku(TOKYO)

関連記事

「MONSTER baSH 2026」告知画像

「MONSTER baSH」に10-FEET、アジカン、エルレ、マカえん、宮本浩次、sumikaら

4日
畳野彩加(Homecomings)

ホムカミ畳野彩加がJUDY AND MARY「そばかす」をカバー、広瀬アリス出演「グリーンズフリー」新CMで

5日
「SPACE SHOWER SWEET LOVE SHOWER 2026」ビジュアル

「ラブシャ」にVaundy、レミオロメン、あいみょん、アジカン、レキシ VS オシャレキシら

5日
「Asian Pop Festival 2026」フライヤー

韓国開催「Asian Pop Festival」に大貫妙子、くるり、サニーデイ、ホムカミ、長谷川白紙ら

7日
「百万石音楽祭2026~ミリオンロックフェスティバル~」ロゴ

石川「百万石音楽祭」にアレキ、梅田サイファー、Da-iCE、BRAHMAN、優里ら25組追加

18日
Homecomings(撮影:新家菜々子)

Homecomingsが新体制ツアーで伝えたメッセージ、「冬のさ春のね」主題歌含む全19曲熱演

20日
Homecomings

Homecomingsツアーの追加公演が決定

27日
「NUMBER SHOT2026」ロゴ

福岡「NUMBER SHOT」にアジカン、ふるっぱー、きゃんちゅー、マイヘア、sumikaら追加

約1か月
Homecomings「"the aquarium of illumination and night glare" December 18, 2025」の配信ジャケット。

Homecomings、福田穂那美の卒業前ラストライブ音源を配信

約1か月
MONO NO AWARE × kurayamisaka(撮影:タカギタツヒト)

MONO NO AWAREとkurayamisakaはパラレルワールドでつながる?初ツーマンレポート

約1か月