松任谷正隆がクラフトコーラ専門メーカー・伊良コーラ(イヨシコーラ)の6周年を記念したテーマソング「イヨシコーラの歌」を作曲した。
このコラボレーションは、伊良コーラ代表のコーラ小林が松任谷のラジオ番組にゲスト出演したことがきっかけとなり実現。イヨシコーラの特徴的な味わいやブランドストーリーが楽曲に反映されている。作曲を松任谷、作詞を松任谷とコーラ小林が担当。親しみやすいリズムと活気あふれるメロディの“音頭”調の楽曲となっており、歌唱には山形県出身のシンガーソングライター・朝倉さやを中心に、伊良コーラのスタッフやその家族たちが“イヨシ合唱団”として参加している。
ミーティングを経て一瞬で完成したという楽曲について松任谷は「日本のお祭りなのに、どこかニューオーリンズの行進を思わせるような、不思議なパレード感が出ました。慣れ親しんでいるようでどこか違う…いや、全然違う。イヨシコーラもそんな感じですよね」とコメントした。
なおイヨシコーラは7月30日より関東地区の「ファミマ!!」で販売されることが決定。さらに7月下旬から東京・銀座のコーヒーショップ「グリッチコーヒー ギンザ(GLITCH COFFEE GINZA)」で期間限定のコラボメニューが提供される。
松任谷正隆 コメント
ミーティングで集まって、一瞬で曲は出来ました。詞もその場で一緒に考えて8割がた出来たと記憶してます。コンセプトが見えるものってそういうことなんでしょうね。
キーワードはいくつかありました。
パレード、お祭り、東京、時代を越える、国境を越える、おじいちゃんのレシピ、などなど。それらをひとつの鍋に入れて煮込んだらこんな曲になった、という感じでしょうか。
日本のお祭りなのに、どこかニューオーリンズの行進を思わせるような、不思議なパレード感が出ました。慣れ親しんでいるようでどこか違う…いや、全然違う。
イヨシコーラもそんな感じですよね。
コーラ小林(伊良コーラ代表)コメント
松任谷さんのスタジオに伺い、イヨシコーラのイメージを伝えたところ、松任谷さんはその場で鍵盤をたたき、1つのメロディーラインを生み出してくださった。
生き物がまるで命を授かってそこに生まれたように感じました。
「ああ、クリエイトするってこういうことなんだな」、ジャンルは違えど同じものづくり、クリエイトするものとして大きな感銘と畏敬の念を抱きました。
無茶なオファーを快く受けてくださり、貴重な機会をくださった松任谷さんには大きな感謝をしています。メンバーのみんなで歌ったこの曲も、イヨシコーラも、世界中に広がっていくことを願っています。