音楽スタジオやライブハウスを運営する株式会社リンキィディンクがメンズ向けスカートブランド・lesskirt(レスカート)を設立。本日8月1日にBASEにてスカートの予約販売を開始した。
lesskirtは“男がスカート履いてなにが悪い”をコンセプトに掲げ、チノパンのような感覚で使えるスカートを制作。ワークパンツでも定番のポリエステルコットンを使用し、ウエストには6cm幅の太幅ゴムを採用することでストレスのない履き心地を実現した。8分丈や9分丈をイメージしたシルエットで、スニーカーやブーツにも合わせやすいデザインとなっている。カラーバリエーションはブラック、カーキ、チノベージュの3種。バッグサイドのポケット部分には、LOSTAGEの五味岳久が手がけたロゴがワッペンとして縫い付けられる。
またYouTubeではlesskirtのコンセプトムービーが公開された。この映像のBGMにはLOSTAGEの楽曲「平凡」が使用されている。
小牟田玲央奈氏(株式会社リンキィディンク ライブハウス部門統括部長 / lesskirt開発担当)コメント
なぜ、いつから男性がスカートを履かなくなったのだろうか。なぜ、見た目で着る服を決められないといけないのだろうか。
なんで?
私には女の子の子供がいます。その子が中学校に入る時に相談してきました。
「私はスカートを履きたくない」
学校には女子がスカートを履くという今になっては「当たり前」とされる風習的なものがあります。我々にとってはそれが「当たり前」になっていて「なぜスカートを履きたくない、履かないといけないのか」という感情が無くなっていたのかも知れません。
学校には一応女性用のズボンがあり、同学年にも何名か同じ気持ちの同級生がいたみたいで、
今となっては「普通」にズボンで登校しています。その時にふと思ったんです。
その逆は? 男子生徒でスカートを履いたらいけないっていう文化ってなんでなんだろうかと。
ただそういう流れになった。もちろん大人になって個性として履いている人はいるけど、やっぱりなんだか違う。
自分も含めて「なんで?」という感情が溢れ出して今回のリリースに繋がりました。
男っぽくて、野暮ったくてもスカートを履いてもいいんじゃないか。
大人の男たちが何食わぬ顔して履いてれば、若い人たちもその内そういう固定概念が外れるんじゃないだろうかと思いました。