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ZEROBASEONE“始まりの地”横浜で初の海外ツアー完走「僕たちはずっと『花』でいましょう」

ZEROBASEONE(撮影:白石達也 )(c)WAKEONE / LAPONE ENTERTAINMENT
1年以上前2024年12月11日 3:03

ZEROBASEONEのコンサート「2024 ZEROBASEONE THE FIRST TOUR『TIMELESS WORLD』IN JAPAN」が12月5日の神奈川・Kアリーナ公演をもって終了。ZEROBASEONEが初の海外ツアーを完走した。

ワールドツアーの最終地点

韓国では昨年7月のデビュー作から2作連続でダブルミリオンセラーというK-POPアーティスト史上初の記録を樹立し、今年3月に発売された日本デビューシングル「ゆらゆら -運命の花-」では、海外アーティストの歴代デビューシングルとして初週売上の最高記録を更新する大ヒットを記録するなど、デビュー以降K-POP“第5世代”のトップランナーとして快進撃を続けているZEROBASEONE。11月29日、30日、12月1日に愛知・AICHI SKY EXPO、12月4、5日に神奈川・Kアリーナ横浜で行われた今回の日本公演は、世界8都市を巡るグループ初の海外ツアーを締めくくる“最終地点“となった。本稿では、神奈川公演DAY1の4日公演の模様をレポートする。

美しさ、華麗さ、仲睦まじさ

メンバーの瞳の奥に深く潜り込むようなオープニング映像が流れたあと、期待が渦巻く会場に何かが破裂するような爆発音が突如鳴り響く。唐突な爆音によって会場中に緊張が走る中、ZEROBASEONEがステージ上に姿を現した。彼らの登場に合わせて、モニタにはメンバー1人ひとりの美麗なビジュアルが次々とアップで映し出され、メンバーごとにカメラが切り替わるたびにZEROSE(ZEROBASEONEファンの呼称)からは耳をつんざくような歓声が。ZEROBASEONEの大きな武器の1つである、9人の美しいビジュアルを存分に堪能できるオープニング演出で、ライブが華々しく幕を開けた。

「Road Movie」「Take My Hand」と、序盤から人気曲が立て続けに披露されたこの公演。ユジンの「楽しむ準備はできてますか?」という呼びかけを合図にスタートした「New Kidz on the Block」では、肩を組んで音楽に合わせて体を揺らしたり、頬をつつき合ったり、お互いにアイコンタクトをして掛け声をそろえたりと、メンバーの仲のよさがこれでもかと炸裂する。ZEROSEは、そんな仲睦まじいメンバーの一挙手一投足に目を離せなかったようで、パフォーマンス中は一瞬たりとも歓声が途切れることはなかった。さらに、先日の「2024 MAMA AWARDS」で披露された「KILL THE ROMEO」へと続くと、前曲でのキュートな姿から一転、メンバーのミュージカルさながらのダイナミックな表情演技とシアトリカルなステージ演出が展開され、会場の熱気が一気に加速した。

「ボイプラ」楽曲をこれでもかと披露

本公演の大きなハイライトとなったのは、ジャンハオのソロステージ「Always」のあとに行われた、ZEROBASEONEを生んだサバイバル番組「BOYS PLANET」の課題曲を“再演”するブロック。「Always」での「ジャンハオ! サランヘ!」コールによって会場に一体感が生まれたのち、ベルベット調の照明に照らされたステージでジウン、リッキー、マシュー、ゴヌクが「Over Me」をパフォーマンス。続いて、ハンビン、テレ、ギュビン、ユジンが「Switch」を披露し、全員参加の「En Garde」「Say My Name」「Here I Am」が続く。「Over Me」は番組当時を彷彿とさせる、純白のシャツに真紅のタイという衣装で披露され、「ボイプラ」を象徴するシグナルソング「Here I Am」では、ダンスブレイクでジャンハオがバイオリン演奏を模した振付を披露するなどの粋な演出が多数あり、彼らの“始まり”に立ち返ることができる特別な時間となった。

さらに、この「『BOYS PLANET』ステージ」の終了後も、ZEROBASEONEは同番組のファイナルで披露された楽曲「Hot Summer」のパフォーマンスを続行。「Hot Summer」後のMCでは、ジウンがギュビンとマシューをバックに従え、オーディション時代に披露したMONSTA Xの「Love Killa」のワンフレーズを歌い踊る場面も。観客だけでなくメンバーもまたこの時間を楽しみ、オーディション時代を懐かしんでいるようだった。

おかわりとサプライズ

本編最後に披露されたのは「GOOD SO BAD」。ハンビンは、自身のパート「愛してる」に合わせ、どこからともなく指輪を取り出してZEROSEに差し出すという粋な演出でファンを沸かせる。祝祭感に包まれながら楽曲が終わり、本編が終了するかと思われたが、ZEROSEの熱烈な応援に応えるかのように「GOOD SO BAD」のラストサビが2度にわたって“おかわり”され、会場はさらに大きな盛り上がりを見せた。

アンコールは、日本デビュー曲「ゆらゆら -運命の花-」 でスタート。桜が芽吹く季節にリリースされたこの曲のパフォーマンスで、会場全体がまるで花がほころぶかのような晴れやかなムードに包まれる。ライブ恒例の写真撮影では、メンバーは「ゆらゆら」にちなんだ“桜ポーズ”や虎のようなポーズを指定し、約2万人の観客と記念写真を撮影。最後の1枚を撮る際には、メンバー9人が声をそろえて「ZEROSE! 大好きー!」と叫び、愛のこもったサプライズでファンを喜ばせた。

僕たちはずっと“花”でいましょう

今回の会場であるKアリーナ横浜は、グループが初めて日本単独公演を行った思い出の地であり、初の海外ツアーを締めくくる特別な場所。それゆえにライブ冒頭のMCでは、自己紹介よりも先に「ただいま!」という言葉が飛び出すなど、メンバーも感慨深い様子を見せ、最後の挨拶でもテレやマシューらが口々にその思いを述べた。ゴヌクは、「初めて日本で単独公演をした場所でツアーの最後を飾ることができて胸がいっぱいです。そのときと変わらず、この会場をいっぱいにしてくれてありがとうございます。これからも皆さんが(ペンライトの)青い光を輝かせることができるよう、たくさん会いに来ますね」と約束。続けて、ギュビンが「僕たちとZEROSE、お互いの愛情も“TIMELESS”であることを結果で証明します」と宣言し、ジウンが「ずっと僕だけのものでいてください。僕も、君だけのものでいるよ」と語るなど、メンバーは三者三様のメッセージでZEROSEへの愛を表現した。

「できればツアーが永遠に終わらず、毎日ステージで皆さんに会えたらいいなと思うんです。皆さんが僕たちのことを好きでいてくれるのを後悔しないように、もっとカッコいいステージをお見せしていきます」と語るジャンハオの決意表明に続いたのは、リーダーのハンビン。彼はZEROSEの声を少しでも近くに感じるべく片方のイヤモニを外し、「今年のファンコンのときにこの会場に来ましたが、そのときよりも一層成長した姿でステージに立つことができて感慨深いです。僕と皆さんという花びらが集まって1つの花になっていく気がして、とっても感動しました。これからも、僕たちはずっと『花』でいましょう」と、ZEROSEとの関係性を花になぞらえてロマンチックな言葉を贈った。

「ゆらゆら -運命の花-」「Sunday RIDE」、そしてテレビアニメ「ポケットモンスター」のオープニングテーマとなった「Only One Story」を経て、最後に披露されたのは「HELLO」。メンバーはZEROSEとの最後のひとときを惜しむように、ツアーの締めくくりにふさわしいこの曲を感情を込めて歌い上げた。曲が終わると、ハンビンは「皆さんの幸せがいつまでも続くことを祈っています」と静かに語り、メンバーたちもまたセンターステージをゆっくりと歩きながら、観客に向けて愛おしげにほほえむ。ZEROBASEONEは閉幕ぎりぎりまでZEROSEとの絆を確認し合い、温かな余韻を残しながらライブの幕を閉じた。

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