MISIAが特別審査員を務めたコンテスト「ドコモ 愛のあるメッセージ大賞」の受賞作品が発表された。
ドコモは8月1日から9月30日までの期間中、家族、友人、パートナーらと、メールなどのメッセージツール、各種SNSなどのコミュニケーションを通じて生まれた「愛のあるメッセージ」を募集。応募作品は「親と自分」の間で交わされたメッセージがもっとも多く、次いで「友人・知人と自分」のメッセージが多い傾向となり、応募総数2207作品の中から計21作品が選出された。
グランプリに輝いたのは白血病を患っているという投稿者・ボブピースに送られた「直接届かないかもしれないけど、ドナー登録しました」というメッセージ。特別審査員のMISIAは、「自分の身に起きたことではなくとも自分のことのように考えて、個と全のどちらにも愛を伝えている。今のこの時代に響くメッセージだなと思いました」とコメントしている。
このほかMISIAが選んだ特別審査員賞や、ロバート・キャンベル、木下龍也、辻堂ゆめが厳選した各審査員賞なども特設サイトにて公開されている。
MISIA(特別審査員)コメント
審査は非常に難しかったです。グランプリ作品には、直接は届かないかもしれないけれど愛を伝えたい、そんな強い想いを感じました。そしてその愛がその方だけではなく、同じ痛みを抱える他の方々にも届くような内容で…。
今の時代は大変なことも多いからこそ、支え合って生きていくために、人の痛みや状況を自分のことのように捉えて想いを伝えることがとても大事だと思います。そんな今の時代に必要な、大きな愛のあるメッセージだと感じました。皆さんの愛のあるメッセージ、どの作品も素晴らしかったです。
参加させていただきありがとうございました。
ロバート・キャンベル コメント
自分以外の人たちがどのようなメッセージを送り合っているかをはじめて知りましたし、普段私が書いているメッセージを振り返る機会を得ることもできました。 広告のコピーのような説明的な文章とは違います。親しい関係の相手に送るからこそ、具体的な言葉で短く紡がれたメッセージは、まったく関係のない私にさえさまざまな愛の色や濃さ、深さを感じ取らせてくれます。エピソードとともに時間をかけて吟味することで、じんわりと味が沁み出るように伝わってくる真の言葉だと感じました。
木下龍也 コメント
審査を通して、愛のあるやり取りがこんなにも人々の間で行われていることを知り、暗い世の中かもしれないけれど確かに希望はあるなと感じました。
親密だからこそポンっと渡す言葉、相手を思いやるがゆえの自然なユーモアなど、どのメッセージにもつくりものではない美しさが宿っていて、1つ1つの作品に胸を打たれ、涙をこらえながら読ませていただきました。
辻堂ゆめ コメント
自分が普段ミステリー小説という長い文章を書くからこそ、短いメッセージのやり取り特有の、自分では思いつかないような驚きのある表現にたくさん出会えたとともに、誰しもが自分にとって大切なメッセージを抱えているということを再認識でき、あらためてとても尊いことだと感じました。
自分も子どもがいるので、将来的にメッセージのやり取りの際に、お手紙みたいな形で真心を込めたメッセージを送りたいな、願わくは子どもたちからも返ってきたら嬉しいなという未来を想像しました。
前田義晃 氏(株式会社NTTドコモ 代表取締役社長)コメント
ドコモグループは、「つなごう。驚きを。幸せを。」という新たなブランドスローガンを公表しました。 "つなごう。"には、情報の伝達という意味はもちろんのこと、こだわりをもって通信を高い品質でつなげてゆくこと、異なるコミュニティや人を組み合わせて、新たな価値を生み出して育んでいくこと、さらに絆を"つなぐ"という意味も込めております。
今回「愛のあるメッセージ大賞」では、家族や仲間たちとの絆を深く強く"つなぐ"ことで生まれた幸せを、数多くご応募いただきまして、誠にありがとうございます。
我々ドコモグループは、今後も、すべての人が幸せを感じられる世界をめざし、人々の絆をつないでまいります。
寛司久人 氏(株式会社NTTドコモ ブランドコミュニケーション部長)コメント
この度は、愛のあるメッセージ大賞に 2,200 件を超える多くの心温まるメッセージをご応募いただき、誠にありがとうございました。
みなさまからいただいたメッセージには、送る相手を想う気持ちが込められていて、とてもあたたかい気持ちになりました。
コミュニケーションには、世の中をあたたかく、そしてよりよく変えていく力がある。そう信じております。
これからも、みなさまの驚きや幸せをつないで、世の中をより豊かにしていくことができるよう、ドコモとしても努めてまいりますので、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。