リュックと添い寝ごはんの新曲「灯火」が本日1月15日に配信リリースされ、YouTubeでミュージックビデオが公開された。
「灯火」は現在放送中のカンテレ×FODドラマ「未恋~かくれぼっちたち~」の主題歌。ネガティブなイメージを持たれがちな“孤独”を肯定し、背中をそっと押すメッセージが込められたアップナンバーだ。作詞作曲は松本ユウ(Vo, G)が担当。サウンドプロデュースはリュックと添い寝ごはんのメンバーが所属していた高校の軽音楽部のコーチを務めていた宮田‘レフティ’リョウが務め、鍵盤で善岡慧一、ストリングスで門脇大輔ストリングスが演奏に参加した。
MVは「未恋~かくれぼっちたち~」の主人公・高坂健斗を演じる伊藤健太郎と、子役の小野井奈々、メンバーの松本が出演。行き場のない孤独を抱える健斗が、公園で小野井演じる少女に振り回されるうちに変化していく様子を捉えた、ドラマのアナザーストーリーともいうべき作品に仕上がっている。監督はドラマの脚本も担当する中林佳苗、撮影・編集は軍司拓実が務めた。
リュックと添い寝ごはん 松本ユウ(Vo, G) コメント
僕らにとって初めての試みである、ドラマ主題歌。
伊藤健太郎さん主演のドラマ「未恋~かくれぼっちたち~」のお話をいただき、詞も曲もドラマのために書き下ろした一曲です。
ドラマのテーマである“孤独”は、寂しさと違って、ただただ心の中の自分と対話する瞬間で、誰にも会いたくない瞬間。
人間の繊細な心や、積もり積もるもどかしい感情の証のようなものだと思う。
日々悩み、懸命に生きているがゆえに感じるものだとしたら、孤独って、決して悪いものではないんじゃないか。
一般的にネガティヴなイメージが付き纏う孤独を、僕は真っ直ぐに肯定して、前を向いて強く生きようとする、心に灯火が灯るような歌を歌いたい。
自分の思いをひとつひとつ整理していったら、スッと楽曲制作が進み始めました。
「灯火」が、あなたの心を照らす一曲になりますように。
伊藤健太郎 コメント
「灯火」は、世の中の“かくれぼっち”といわれる孤独を感じる方々の気持ちを救うような、ふと楽にさせてくれるような、とても素敵な楽曲です。ドラマの内容と連動したMusic Videoになっているので、物語、楽曲と合わせて楽しんでいただけたら幸いです。
中林佳苗監督 コメント
孤独をやさしく肯定して、そっと背中を押してくれる「灯火」は、聞けば聞くほど、前向きな気持ちになります。作詞・作曲された松本ユウさんが「孤独を手にできる気持ちが大事」と話されていたのが、個人的にすごく胸に刺さりました。きっと孤独としっかり向き合って、向き合い続けたからこそ生まれたぬくもりのある楽曲なのだろうなと感じます。そんな「灯火」の世界を彩るMusic Videoは、伊藤健太郎さんの繊細で多彩な表情にぜひ着目していただきたいです。演技か素か分からない純粋さも出ている気がして、心あたたまる楽曲だからこそそんな一面も魅力に感じます。ドラマとはまた一味違う楽しみ方もできると思うので、ぜひたくさんの人に見ていただけたらうれしいです。