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米コンサート大手・ライブネーションがH.I.P.買収、世界第2位の音楽市場である日本での事業を拡大

ライブネーション告知ビジュアル
18分前2025年04月17日 1:04

アメリカを拠点とする世界最大級のライブエンタテインメント企業・ライブネーションが、日本国内外のアーティストを多数手がける大手コンサートプロモーター・株式会社ハヤシ・インターナショナル・プロモーションズ(H.I.P.)を買収し、世界第2位の音楽市場である日本での事業を拡大することを発表した。

H.I.P.を買収したライブネーションは、世界トップクラスのツアー運営力を生かし、より多くの海外アーティストを日本のファンのもとへ届けるとともに、J-POPのグローバル展開も積極的に推進。日本のアーティストがかつてない形で世界中のファンとつながる機会を創出するとしている。

ライブネーションのCEO兼社長であるマイケル・ラピーノ氏は、「日本を代表するコンサート・プロモーターであるH.I.P.が、ライブネーションの一員となることを選んでくれたことを、大変光栄に思います。香里氏がご先代の築き上げてこられた輝かしい歴史を受け継ぎ、それをさらに発展させていく中で、彼女およびH.I.P.のチームとパートナーシップを結び、日本全国の音楽ファンに、より多くのコンサートをお届けできることを楽しみにしています」とコメント。一方、H.I.P.代表取締役社長であり、今回の提携における日本国内の事業を統括する林香里氏は、「H.I.P.は40年以上にわたり、日本のライブ音楽シーンの中心として、常にファンの皆様に素晴らしいコンサートをお届けすることに注力してまいりました。今回のライブネーションとの提携により、これまで以上に大規模な取り組みが可能となり、今後のさらなる発展に向けた大きな可能性が広がると確信しています。また、日本のアーティストに対しては、海外での新たな活動の場を提供し、海外のトップアーティストにとっても日本が欠かせないマーケットとしての地位を一層強化していけるものと考えております」と語っている。

なお2025年は、Oasis、カイリー・ミノーグ、トラヴィス・スコット、カイゴといった海外アーティストが日本で公演を行う予定だ。