IMP.初の主演舞台「IMPACT」が本日5月1日に愛知・御園座で開幕。初日公演に先駆けて、ゲネプロと囲み取材が行われた。
「IMPACT」はショーと芝居の2部で構成されている舞台。構成・演出は滝沢秀明が担当している。オープニングでは“黒の世界”から“白の世界”へ転換し、緑のレーザーが光を放つ中、IMP.が登場。天井から赤い花吹雪が大量に振り落とされると、楽曲「ゆらゆらら」を華やかに歌い踊った。
影絵や砂、マスクを効果的に使った演出でパフォーマンスが繰り広げられたあと、太鼓の音が舞台に響き渡り、“腹筋太鼓”がスタート。IMP.は後輩グループのCLASS SEVENとともに上半身裸となって熱演を見せた。
芝居「MASAKADOの乱」で平将門を演じるのはIMP.の佐藤新。過去に滝沢も演じたことのある役だ。2幕目では、将門の首を狙う者、追捕使の大立ち回りが披露され、10トンもの水が使用される演出の中、キャスト陣が迫力の戦闘シーンを展開した。
御園座は2018年に滝沢が最後に立った舞台でもあり、影山拓也は「僕自身も御園座で、初めて立たせていただいたのが2018年の舞台でした。今回IMP.が御園座で座長として主演舞台をやらせていただけるのは、本当に光栄です。とにかく“インパクト”という言葉通り、観てくださる皆さんに衝撃を与えられるような、そんな舞台にしたいと思っています」とコメント。「MASAKADOの乱」の立ち回りについて佐藤は「本当に大変でした。僕は滝沢社長が演じていた平将門を今回演じるのですが、所作や立ち振る舞いはもちろん、刀の使い方、役作りの仕方まで、細かいところまで社長にご指導いただきました。滝沢社長の平将門に対する思いが、すごく伝わってきてその思いに答えたいという気持ちです」と強い思いを語った。
エンディング曲として使用される「結 Yui」の作詞を担当したのは北山宏光。これについて横原悠毅は「メンバー全員の個性やキャラクターがすごく歌詞にハマってるんですよね。北山くんが忙しい中で、僕たち1人ひとりを思い浮かべながら詞を書いてくれたんだなと思うと、本当に感謝しています」と思いを口にした。
「IMPACT」は5月25日まで御園座で行われ、5月30日から6月1日まで石川・本多の森 北電ホール、6月6日から8日まで広島・広島文化学園HBGホールで上演される。全国の映画館では5月24日、25日公演の模様がライブビューイングされる。
IMP. コメント
「IMPACT」初日を迎える今の気持ち、意気込み
佐藤新:今回、名古屋の御園座で無事に開幕できたことをとてもうれしく思っています。僕たちがこの舞台に立てるのは、舞台を通してたくさんのことを丁寧に指導してくださった先輩方、そして滝沢社長、何よりも応援してくださる皆様のおかげです。その感謝を胸に、全43公演、最後まで駆け抜けたいと思っています。いえ、駆け抜けます!
基俊介:主演舞台のお話をいただいたときから、メンバーで話し合いながら、滝沢社長からも多くのアドバイスをいただきながら、ここまで来ることができました。最後まで全キャスト怪我なく、しっかりとやり遂げたいと思います。
御園座は2018年に滝沢社長が出演者として最後に立った舞台。そこで主演として舞台に上がる気持ち
影山拓也:僕自身も御園座で、初めて立たせていただいたのが2018年の舞台でした。今回IMP.が御園座で座長として主演舞台をやらせていただけるのは、本当に光栄です。とにかく“インパクト”という言葉通り、観てくださる皆さんに衝撃を与えられるような、そんな舞台にしたいと思っています。
そのときは滝沢社長の背中を見ていた?
影山:はい、そうです。滝沢社長に教えていただいたことや学んだことを後輩であるCLASS SEVENにも僕らなりに伝えながら、共に成長できたらと思っています。
椿泰我:僕も2018年の滝沢社長最後の舞台に出させていただいたのですが、そのときは大学生でした。今、こうして主演をさせていただき、街にIMPACTののぼりがあったり、IMP.でいっぱいになっているのを見ると、本当に感慨深いです。本当に1人ひとりの方にインパクトを残したいですね。
初主演と聞いたとき
松井奏:初めて聞いたときは、本当にできるのかな?と。本当にインパクトのある演目ばかりですし。僕たちは今までは先輩の後ろについていた側なので、自分たちが一番前で立てていることにグッとくるというか、ドキドキもするし、ワクワクもするし。一番前で7人横1列で立っているときに主演なんだな、と実感しました。
全員が黒髪であることについて
横原悠毅:誰が言ったわけではないんですけどね。自然とこのスタイルで。
基:社長の圧なのかな?(笑)
腹筋太鼓について
鈴木大河:今回は僕らメインでやらせていただいてますが、また新しい気持ちでやっています。がんばらないといけないですね。
滝沢社長からかけられた言葉
横原:座長というのは本当に責任があるので、稽古の段階から感じてますし、僕らが引っ張っていかなきゃいけないという責任感を感じましたが、社長からは「まあ、俺は1人でやっていたけど、お前らは7人だからな」と言われました(笑)。
「MASAKADOの乱」の立ち回り
佐藤:本当に大変でした。僕は滝沢社長が演じていた平将門を今回演じるのですが、所作や立ち振る舞いはもちろん、刀の使い方、役作りの仕方まで、細かいところまで社長にご指導いただきました。滝沢社長の平将門に対する思いが、すごく伝わってきてその思いに答えたいという気持ちです。ビシバシと、本当にビシバシとご指導を頂きまして。僕の癖や細かい動きまで分析してくださって勉強になることばかりでした。自分の空気感を大事にするように、周りに動じないように気を付けてます。
全国の映画館でのライブビューイングについて
基:今回の舞台はライブビューイングで全国約200館の映画館で上映されるとのことでびっくりしています。北海道から沖縄まで実施いたしますので、劇場に来られない方もぜひご覧いただけたらうれしいです。もちろん、劇場に足を運んでいただくのが一番ですけど、チケットが完売ということですし、今回はライブビューイングで初めて僕らの舞台に触れる方にも、そのインパクトや魅力を届けたいです。
北山宏光が作詞したエンディングの曲「結 Yui」について
横原:本当にありがたく思っております。メンバー全員の個性やキャラクターがすごく歌詞にハマってるんですよね。北山くんが忙しい中で、僕たち1人ひとりを思い浮かべながら詞を書いてくれたんだなと思うと、本当に感謝しています。プライベートでもご飯に連れて行ってくれたりするんですが、そのときの言葉なんかも、歌詞に込められていて...。北山くん、本当にありがとうございます。
最後にメッセージ
佐藤:僕たちIMP.は、この舞台「IMPACT」で命を燃やして、魂を込めて、最高のエンタテインメントをお届けします。ぜひよろしくお願いいたします! がんばります!
IMPACT
2025年5月1日(木)~25日(日)愛知県 御園座
2025年5月30日(金)~6月1日(日)石川県 本多の森 北電ホール
2025年6月6日(金)~8日(日)広島県 広島文化学園HBGホール
※映画館でのライブビューイングは5月24日(土)、25日(日)の計3公演で実施。
