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Task have Fun、変わらない3人で迎えた9周年 ファンとの絆をさらに深めたツアー完走

Task have Fun
17分前2025年05月30日 10:05

Task have Funの結成9周年を記念したライブツアー「Task have Fun 結成9周年記念ツアー『THIS IS TASK』」が5月28日に東京・Zepp Shinjuku(TOKYO)でファイナルを迎えた。

フロアを3チームに分けて「3WD」を踊る

2016年の結成以来、熊澤風花、白岡今日花、里仲菜月の3人編成のままアイドルシーンを駆け抜け、強い存在感を放ってきたTask have Fun。「Task have Fun 結成9周年記念ツアー『THIS IS TASK』」は5月10日の愛知公演を皮切りに全国5会場で行われ、メンバーとファンが一体になってグループの周年をお祝いした。結成記念日に行われたファイナル公演では、幼さが残る9年前の自身の写真を顔の前に掲げながらメンバーが登場。1曲目にデビュー曲「TASK」を披露し、この9年間における成長を強く印象付けた。3人はこれを皮切りにフロアの熱気を瞬く間に引き上げていくが、ミラーボールがきらびやかな光を放つ中で「彗星のステージ」をさわやかに歌い上げたり、「春風」で観客とともに手を左右に振りながらシンガロングを繰り広げたりと、一辺倒ではない多彩なパフォーマンスを展開。晴れやかなナンバー「逆光」の終盤では、スクリーンにメンバーからファンに宛てた感謝のメッセージが映し出された。

ライブ中盤にはキラーチューン「3WD」が投下されるも、イントロが流れた瞬間にメンバーがパフォーマンスをストップさせるTask have Funおなじみの“ストップ芸”が発動。フロアをチーム白岡、チーム里仲、チーム熊澤の3つのエリアに区分し、観客が自チームのメンバーに合わせてイントロの振付を一斉に踊る試みが展開された。いつも以上に強固な一体感が満ちる中、里仲は曲中に「10年目いくぜ!」と凛々しい表情で口にし、場内のテンションをさらに上昇させる。その後、謎の黒ずくめの男が運んできた謎のドリンクで乾杯し、体に異変が起きたメンバーはステージから退場。体が縮んでしまったという3人は子供の姿で再登場すると、再び「3WD」を力強く踊ってみせた。

Task have Funはファンのことを理解しているのか?

キッズダンサーを交えての茶番を繰り広げている間に衣装チェンジし、改めて観客の前へ姿を見せたTask have Fun。結成時から「人生は課題(Task)だらけ、だったらそんなTaskを楽しみながらクリアしちゃおう!」という活動コンセプトを掲げ、ライブのたびに与えられるさまざまな“Task”をクリアしてきた彼女たちは、今回の公演で「私たちみんなのこと理解してるよチャレンジ」と題した“Task”に挑戦。観客の中で9人だけに当てはまるであろうお題を考え、実際に挙手してもらった結果が9人ぴったりだったら金一封をプレゼントされるという内容だ。熊澤は「5kgのお米を1週間以内に買った人」、里仲は「この1週間でハンバーグを食べた人」、白岡は「この中で名字が高橋の人」というお題を考えるも、結果は全員がチャレンジ失敗。観客の“アンコール”を受けて3人で「インドに行ったことがある人」というお題を再度考えるも、これも成功ならず、罰ゲームとしてセンブリ茶を飲むことになった。

3人はセンブリ茶のあまりの苦さに苦悶の表情を浮かべるも、気を取り直してパフォーマンスを再開。「BABYLONIA」「ぎぷす」「ケルベロス」といったアッパーチューンを畳みかけ、先ほどまでのゆるいムードとのギャップを感じさせる熱量の高い歌とダンスでフロアを盛り上げていく。「Lucky Girl」では再び途中で曲がストップし、メンバーの写真を使った“写真でひと言”の大喜利に挑戦。それぞれひと笑いを起こして喝采を浴びたのち、さらにギアを上げてライブのラストスパートへとなだれ込んだ。彼女たちはライブ終盤も「Vibes」「Hey!Diary」「runRidrive!」などのハイボルテージな楽曲を惜しみなく連発。貫禄さえ感じる迫力のパフォーマンスで会場に心地よい熱狂をもたらした。

挨拶を述べるメンバーの目に涙

アンコールではメンバーが1人ずつ順番に挨拶を述べる。里仲は「9周年を迎えられてとってもうれしいです」と口を開いた瞬間から感極まって涙を浮かべ、「皆さんがいてのタスクなので、これからも皆さんに愛してもらえるようにがんばります」とシンプルながら正直な感情のこもった言葉を届けた。熊澤は「ついに10年目になりますので……! デビューしていたときは想像していなかったですが、これからも“大好き”に囲まれて、楽しく“Task have Fun”でがんばっていきたいと思います!」と笑顔を弾けさせ、白岡は涙を堪えつつ「3人で変わらず9年続けるのは奇跡みたいだって、周りからもたくさん言っていただきますが、本当にそう思います。たくさんのファンの方とスタッフさんに愛されながらライブができるこの時間がずっと続けばいいなと思っています」と結成9周年を迎えた喜びを噛み締めた。

そして3人は「キミなんだから」で観客の体を目いっぱい揺らして一体感を生み出したのち、ライブの鉄板曲であるファンクナンバー「メインアクター」を最後に披露。ファンとの絆を強く感じさせる、高揚感あふれるパフォーマンスで結成9周年記念ツアーをフィナーレへ導いた。なお、Task have Funはこのライブの10日後の6月7日に東京都・日比谷公園大音楽堂(日比谷野音)で結成10周年イヤーのキックオフワンマンライブを開催する。チケットはイープラスで販売中だ。

セットリスト

「Task have Fun 結成9周年記念ツアー『THIS IS TASK』」2025年5月28日 Zepp Shinjuku(TOKYO)

01. TASK
02. ギュッと、チュッと
03. 星フルWISH
04. 彗星のステージ
05. 春風
06. 逆光
07. けどハニカミ
08. インダビュリフォデイ
09. 3WD
10. BABYLONIA
11. ぎぷす
12. ケルベロス
13. もっとちょーだい!
14. Lucky Girl
15. Only one
16. Vibes
17. Hey!Diary
18. runRidrive!
<アンコール>
19. キミなんだから
20. メインアクター

ライブ情報

Task have Fun 結成10周年 キックオフワンマンライブ
2025年6月7日(土)東京都 日比谷公園大音楽堂(日比谷野音)

撮影:林晋介、尾田(SKIYAKI.inc)

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