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葉弥(ちゃくら)が本当にクセになる曲は

葉弥(ちゃくら)
17分前2025年06月18日 9:03

楽曲のリズムやノリを作り出すうえでの屋台骨として非常に重要なドラムだけど、ひと叩きで楽曲の世界観に引き込むイントロや、サビ前にアクセントを付けるフィルインも聴きどころの1つ。そこで、この連載ではドラマーとして活躍するミュージシャンに、「この部分のドラムをぜひ聴いてほしい!」と思う曲を教えてもらいます。

第30回は、2022年に結成された“猪突猛進ガールズバンド”ちゃくらの葉弥さんが登場。本日6月18日にキャリア初のフルアルバム「いびつな愛ですが」を発売し、10月からは東京・Zepp Shinjuku(Tokyo)公演を含む全国ツアーの開催も決定するなど、勢いに乗る彼女が選んだ曲は。

構成 / 丸澤嘉明

ドラムフレーズが好きな曲とその理由

UNISON SQUARE GARDEN「世界はファンシー」(ドラム / 鈴木貴雄)

メロディが細かく動いているところに、ドラムの繊細なハイハットのフレーズが入るのが本当に好きで。特に「my fantastic guitar!」の歌詞直前のドラムフレーズ、変則的な拍子の中、来るぞ来るぞというような感じがたまらなく好きです。

UNISON SQUARE GARDEN「カオスが極まる」(ドラム / 鈴木貴雄)

この曲は「世界はファンシー」とは打って変わってタムやスネア、バスドラムの太鼓物をふんだんに使って「ドラムを聴いてくれ!」と言わんばかりの曲で本当にクセになります。個人的に太鼓物を使うとどうしても重いフレーズになってしまうという課題があって、“重すぎない、でもカッコいい!”な、自分の中で“ザ理想なドラム”です!!

ちゃくら「海月」(ドラム / 葉弥)

至ってシンプルなドラムなのですが、知識がない中初めてリフをつけた曲というのもあり、少し変わったリフが多いです。サビ前の三連符を入れたドラムフレーズは自分の中で一番のお気に入りです! 今じゃ思いつかないかもしれません。

自身でドラムフレーズをプレイする際に意識していること

自分はクラシックを学んできたのですが、その知識がドラムフレーズやプレイに生かせるようにこだわっています。
ちゃくらはロックバンドでありながらも、どこか繊細で優しい音楽でもあると思っていて。
それが自分のドラムの抑揚だったり少し変わったフレーズだったり、そういうところで表現できるように日々研究しています!

自身のプレイスタイルに影響を与えたドラマー

UNISON SQUARE GARDENさんの鈴木貴雄さんです。
手数の多いフレーズを軽々とこなしてしまう姿はつい見入ってしまいます。
曲を邪魔しない、でもドラムのカッコよさというものが全面に出ているプレイ、本当に大尊敬しています。

葉弥

2022年6月に結成された“猪突猛進ガールズバンド”ちゃくらのドラム、キーボード担当。2022年12月に1stシングル「海月(Demo ver.)」を配信リリース。「海月」のミュージックビデオの再生数は50万回を突破している。2024年11月に初のCD作品「こんなとき聞きたくなるのはきみのこえだ」を東京・渋谷CLUB QUATTROでのワンマンライブ会場で発売した。2025年6月18日に1stフルアルバム「いびつな愛ですが」をリリース。10月より全国ツアー「ちゃくら 全国侵略大作戦 -第三幕-」を開催する。ツアーファイナルは12月10日の東京・Zepp Shinjuku(Tokyo)。

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