きゃりーが猛暑続く原宿の-3℃を目指す企画に参加、暑さ対策は「涼みながらマグロを買う」

きゃりーぱみゅぱみゅが「原宿-3℃はじめました。プロジェクト」のイメージキャラクターに就任。本日7月17日に東京・WITH HARAJUKU HALLで行われた同プロジェクトの発足式に登壇した。

「原宿-3℃はじめました。プロジェクト」は毎年深刻化する猛暑を受けて、花王をはじめとした計9つの企業、行政、地域団体が「原宿-3℃はじめました。」を合言葉に、原宿の街全体で“涼”のおもてなしを行っていくプロジェクト。冷感タオルやスイーツの提供、打ち水、バスの運行が行われる。またStray KidsとビオレUVがコラボしたポップアップストアが、7月17日から8月3日まで竹下通りにあるカフェ・GO☆GO☆CAFE！で開催されるなど、バラエティあふれる企画を通して原宿の避暑地化を目指す。

2011年に「もしもし原宿」というタイトルのミニアルバムでメジャーデビューして以来、原宿をテーマにした楽曲を次々と発表してきたきゃりー。原宿と縁の深い彼女は、第1子を抱いて撮影した原宿らしいポップでユニークな最新アーティスト写真でも話題になったばかり。本日の発足式にはスペシャルゲストとして登壇し、原宿での思い出や、出産後初の楽曲「KURU KURU HARAJUKU」について語った。

メイクやファッションで体感温度は下げられる

ブルーを基調とした涼しげな衣装を身にまとい登場したきゃりー。盛りだくさんのプロジェクトの中で特に気になる施策について司会者から聞かれると、花王の冷感グッズを試しながらクイズに挑戦できる「謎解きバス『-3℃の謎を解く』」を挙げ、「バスって涼しいんですけど、外のジリジリした感じが残っちゃってて、バスの中でも大汗をかいたりすることもあるので、ひんやりしたパックをピタッて貼りながら謎解きとかは最高だなと思いました」と笑顔を見せた。

会見では、きゃりーが出演するプロジェクトのプロモーション映像が会場で上映された。それを観た彼女は「観てるだけでひんやりしてくるような映像なんですけど、実際の撮影は暑かったんです」を撮影を振り返る。またキービジュアルで披露しているメイクについて聞かれると「普段はオレンジやピンクのアイシャドウを使うことが多いんですけど、今回、ブルーを目元にポイントで入れてみたら本当に涼しげになったというか。ヘアメイクやファッションでも体感温度を下げれることが可能なんだなと思いました」と発見を明かした。

第2ステージの幕開けを告げる「KURU KURU HARAJUKU」

その後プロモーション映像に使用されている新曲「KURU KURU HARAJUKU」について尋ねられると、きゃりーは「今まではポップでかわいらしい楽曲を歌うことが多かったんですが、今回の新曲はとてもエッジィで。私は『もしもし原宿』というミニアルバムから始まり、『原宿いやほい』、そして『KURU KURU HARAJUKU』という……きゃりーぱみゅぱみゅの第2ステージの幕開けみたいな曲になってます」と紹介。「とってもかっこいい曲ですし、エレクトロ要素が強いと言いますか、歌というより、聴いてて踊りたくなるような楽曲になってますので、踊りながら涼しんでもらえたらと思います」と楽曲の魅力をアピールした。

今でも頻繁に原宿に足を運んでいるというきゃりーは、原宿での思い出として、昔原宿で靴底を失くしたときに、それをSNSに投稿したところ、多くの人が探してくれたというほっこりエピソードを披露。後日、靴底は無事見つかったそうで「原宿って温かい街だなって思いました」と当時を懐かしんだ。

きゃりー流の暑さ対策は？

続いて司会者から夏の暑さ対策を尋ねられると「本当に暑いときはスーパーの魚売り場をうろうろとします」と話し、報道陣を笑わせた。「マグロとか買ってくれたりもするけど、ちょっと涼みに行くっていう。涼しい施設に入って、休息することも大事かなと思ってます」と独自の涼み方を明かした。また最近は夏フェスの暑さに耐えるためにサウナに通っているというきゃりーは、「熱さに耐えて耐えて、最後に水風呂で涼しくなるというのを繰り返してると、汗をかくのが上手になるというか、熱が体にこもらなくなって。体が熱を逃がすのが得意になってきました」と語った。

そして最後にきゃりーは「涼しい原宿を私も一緒に盛り上げていきたいと思いますので、皆さんもぜひお楽しみください」とアピールした。なおきゃりーの新曲「KURU KURU HARAJUKU」は明日7月18日から各サブスクリプションサービスにて配信される。