HOMEのワンマンツアー「HOME PARTY'25 SUMMER -HOME EP3 RELEASE ONEMAN LIVE-」のファイナル公演が7月15日に東京・WWW Xにて開催された。
夏の「HOME PARTY」へようこそ
最新EP「HOME EP3」が6月に配信、7月2日にCDでリリースされたことを記念し、東名阪を舞台に行われた本ツアー。ファイナル公演ではHOMEと親交の深いユニット・Handle Keeperが開場時間にDJを行い、来場者たちを歓迎した。
Handle Keeperが十分に会場を温めたところで、HOMEの3人がステージに登場。ブルージーで妖しいムードの「blind believer」でシームレスにライブをスタートさせ、歯切れよいビートを効かせた「Tell Me」、シンセポップテイストの打ち込みを駆使した「Plastic Romance」で一気にフロアの熱気を高めていく。ツアーのために用意されたという新曲「Dragon Fruit」ではseigetsu(Vo)が激しく全身を振り回すステージングを繰り広げながらも、安定した歌声でオーディエンスを圧倒した。
今度はDJだけじゃない! o-png×seigetsuユニット、shunソロのパフォーマンスも披露
「木目」演奏後には、o-png(PC)によるソロDJパフォーマンスへと突入した。昨年11月実施のワンマン「HOME PARTY'24 FALL」でも彼のソロDJパートが盛り込まれたが、今回はseigetsuとのユニット・Asia girl名義でのライブも実施。HOMEよりもハードコアテクノに寄せたアレンジの楽曲で、シリアスなムードを醸し出した。
Asia girlが生み出した緊張感を引き継ぐようなナンバー「カマシ」「city punk」のあとには、shun(G)がian and kevin名義でソロパフォーマンスを披露。弾き語りならではの繊細なギターの音色と歌声を最大限に生かし、張り詰めた様子のオーディエンスを徐々にクールダウンさせた。
待望の新曲も披露、半年間の成果を示してフィナーレへ
後半に入ると、HOMEは浮遊感に満ちた「some candy talk」や、疾走感あふれる新曲「online」で心地よいひとときを演出。ニューウェーヴ調の「Still Dreaming」ではseigetsuとともに歌ったり、思い思いのダンスを踊ったりする人たちであふれかえった。バンドの代表曲とも言える「Lucy」ではさらに勢いが増し、shunのギターソロもよりエモーショナルに昇華された。
そしてHOMEはピアノ風の打ち込みと、seigetsuの優しく穏やかなボーカルをメインに据えた「skin」、ドゥーワップ調の「lululu」でフィナーレを演出。よりメリハリを効かせた構成で、昨年のワンマンから「HOME EP3」リリースまでの約半年間の活動の成果を示した。
セットリスト
「HOME PARTY'25 SUMMER -HOME EP3 RELEASE ONEMAN LIVE-」2025年7月15日 WWW X
01. blind believer
02. Tell Me
03. Plastic Romance
04. Dragon Fruit(新曲)
05. 木目
06. O-PNG DJ
07. givusomethn(Asia girl)
08. intro(仮)(Asia girl)
09. feel like a goss
10. カマシ
11. city punk
12. クオリーメン(ian and kevin)
13. some candy talk
14. online(新曲)
15. Still Dreaming
16. Lucy
17. skin
<アンコール>
18. lululu
