加山雄三とザ・ヤンチャーズの新曲「旅人の詩」が海の日の明日7月21日に配信リリースされ、9月12日にCD発売される。
加山雄三とザ・ヤンチャーズは加山、森山良子、南こうせつ、さだまさし、THE ALFEEからなるユニット。2025年、加山の88歳の誕生日と芸能生活65周年を記念してひさびさに集結した。
「旅人の詩」は加山の自宅で5年前に見つかった1960年代当時のものと思われるオープンリールに収録されていたデモ音源「K539」をもとにした楽曲。加山の代表曲「旅人よ」をオマージュしてさだが作詞、鳥山雄司が編曲し、加山雄三とザ・ヤンチャーズの全員が歌唱を担当した。加山は「再びヤンチャーズのみんなが集まってくれて、僕の曲を完成させてくれたことはこの上ない喜びです」「“音楽は生涯の親友”だと思っていますが、今まで音楽を愛してきて本当によかったなと思います」とコメントしている。
CDには表題曲だけでなく、そのインストバージョンと「K539」も収録。配信リリース日の7月21日には、レコーディング風景で構成されたミュージックビデオがYouTubeで公開される。9月12日には東京・東京国際フォーラム ホールAでザ・ヤンチャーズのみが出演する「トリビュートライブ 加山雄三のすべて」が行われる。
加山雄三 コメント
再びヤンチャーズのみんなが集まってくれて、僕の曲を完成させてくれたことはこの上ない喜びです。
みんなの力によって形になった。これは本当にすごいことだと思います。
“音楽は生涯の親友”だと思っていますが、今まで音楽を愛してきて本当によかったなと思います。
さだまさし コメント
最初にオリジナル楽曲を聴かせていただいた時に僕はすぐに「旅人よ」を想起しました。
それで「旅人よ」へのリスペクトを込めたオマージュとして新曲を作成することを提案しました。
しかしいざ歌詞を書こうとすると、元々演奏曲を想定して書かれた曲ですので、言葉を乗せることはとても難しいことでした。
だがそこは岩谷時子先生になりきったつもりで、苦労の末にどうにか完成しました。
作詞担当としては出来上がりが不安でしたが、さすがヤンチャーズ。
鋭い理解力と心のこもった歌で素晴らしい歌に仕上げてくれました。
みなさんありがとう。
ヤンチャーズの友情とパワーに感謝します。
加山雄三とザ・ヤンチャーズ「旅人の詩」収録曲
- 旅人の詩
- 旅人の詩(instrumental)
- K539(「旅人の詩」デモ音源)
トリビュートライブ 加山雄三のすべて
2025年9月12日(金)東京都 東京国際フォーラム ホールA
<出演者>
ザ・ヤンチャーズ(森山良子、南こうせつ、さだまさし、THE ALFEE)
※加山雄三の出演はなし
