NoBこと山田信夫が腎臓がんのため死去、前日までファンと再会するステージについて語っていた

NoBこと山田信夫が8月9日に腎臓がんのため死去したことが発表された。61歳だった。

山田はアニメ「聖闘士星矢」の主題歌「ペガサス幻想」で知られる、ハードロックバンド・MAKE-UPのボーカリスト。昨年4月に自身のSNSで脳腫瘍を患ったことをファンに報告していた。

山田は8年前に腎臓がんであると診断され、以降は放射線治療や薬物療法を行い、闘病生活を続けていた。株式会社ライフタイム / MOJOSTの発表によると、彼は息を引き取る前日まで自身が作曲した楽曲のアレンジや、ファンとの再会のステージについて話していたという。後日、お別れ会が執り行われる予定で、詳細は追ってアナウンスされる。

なお山田はMAKE-UPのほか、GRAND-PRIX、MASAKIとのプロデュースユニット・M.N.R.G、PATA（X JAPAN、Ra:IN）とのユニット・P.A.F、SHARA（EARTHSHAKER）とH∧LとのDr. Metal Factory、さらにDAIDA LAIDAなどで活躍。また海外のアニメフェスティバルに参加し、国外にも活動の場を広げている。東映戦隊シリーズ「轟轟戦隊ボウケンジャー」「天装戦隊ゴセイジャー」「海賊戦隊ゴーガイジャー」の主題歌歌唱アーティストとしても知られる。