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yousti=小林由依がソロデビュー日に語った夢、櫻坂46の後輩たちの輝きも活力に

目標を語るyousti。
約1か月前2025年08月27日 19:03

櫻坂46の元メンバー・小林由依がyoustiとして昨日8月27日にソニー・ミュージックレーベルズより1stミニアルバム「yousti」をリリースし、ソロデビューを果たした。これを記念した記者会見が行われ、小林本人が登壇した。

楽曲をたくさんの方に届けたい

2024年1月31日と2月1日に東京・国立代々木競技場第一体育館で行われた卒業コンサートをもって、約8年半にわたる櫻坂46としての活動に幕を下ろした小林。彼女がソロデビューすることが今年5月に発表されると、SNSにはファンの喜びの声があふれた。なお、yousti(ユースティー)とは、yui(由依)とスラングで“現実逃避”の意味を持つostrich(ダチョウ)をかけ合わせた造語。「がんばりすぎず、時には逃げて、身を委ねていこう」というメッセージと、「私(i)には、あなた(you)が、最上級(st)だ」というファンへの思いが込められている。

「yousti」は小林が収録曲の作詞を手がけ、ジャケットのコンセプトも考えるなどクリエイションに深く携わり完成させた作品。グループ出身の小林は「自分から出る言葉を自分で歌う」ことにソロ活動の意味を見出し、作詞への挑戦を決意したという。作詞初挑戦となった楽曲「day dreamer」には、youstiが掲げる“現実逃避”や「逃げても大丈夫」という思いが込められており、会見では「どこから取りかかっていいのかわからなくて、3週間くらいかけて書きました。完成したときは自分の声だし、自分が書いた歌詞だし、気恥ずかしさはあったんですけど、いろんな方が『いいね』と言ってくださって、すごく自信が持てるようになりました」と、苦労と手応えの両面が語られた。

また「youstiとしてどんな活動を展開していきたい?」と聞かれると、小林は「私がソロプロジェクトを始めたことをまだ知らない方もたくさんいると思うので、これから知っていただきたいですし、やっぱり楽曲をたくさんの方に届けたいです」と意気込んだ。

誘惑が多くて……

続いて小林は、今年8月で芸能活動10周年を迎えたことにちなみ、“質問ボックス”から引いた10個の質問に回答。「グループ活動とソロ活動での大きな違いは?」という質問に対して「やっぱりメンバーがいないことですね。こういう記者会見という場でも、同じ境遇と気持ちで隣にいてくれるメンバーがいないのが寂しい気持ちがあるんですが、1人でもちゃんと自信を持って立てるようになりたいです」と心境を明かす。次の「作詞はいつ、どこで、どんな風に行っている?」という質問には「寝る前が多いかなと思います。日中はいろいろとやりたいことや誘惑が多くて」と回答し、「あとは『今日は書く日!』と決めてわざわざカフェに行くこともありました。家だとやっぱり誘惑が多くて」とはにかんだ。

さらに「現実逃避するならどこの国で何をしたい?」「子供の頃にしていたdaydream(妄想)は?」「ソロ活動を発表したとき最初に連絡をくれた人は?」など、さまざまな質問に対して、1つ1つ丁寧に回答した小林。“着飾る自分”を肯定する収録曲「Fake-Perfect」にちなんだ、「私ってがんばって着飾っているな~と思う瞬間」という質問には、「旅行に行くときに、毎日違う服を着たいので、日数分の服を持って行くことですかね」と答えてお茶目に笑った。

「youstiとしての目標」という質問を引くと、小林は「単独ライブができたらいいなと思います」とコメント。「芸能活動10年の中で逃げ出しそうになった出来事」については「活動を始めた15~16歳の頃は環境自体に慣れなくて、怖さがありました。そこから逃げたいと思ったけど、同じ思いを持ったメンバーたちがいたので、一緒に乗り越えられました」と語り、かつての自分と仲間たちに思いを馳せた。

後輩たちの輝きが背中を押してくれる

“質問ボックス”コーナーのあとには、記者からの質問タイムへ。「単独ライブで立ちたい会場は?」と深掘りされると、小林は「東京ドームとか言える自信があったらいいんですけど……」と控えめな言葉を添え「1つ1つ、小さな会場から、いずれは大きな舞台に立てたらと思います」と地道な夢を語る。「櫻坂46として東京ドームも『NHK紅白歌合戦』も経験しているが、それをどう受け止めている?」という問いかけには「それはみんなで力を合わせて、グループとして達成できたこと、という感覚なんです。今後は1人でやっていかなきゃいけないので、より達成感があると思いますし、それを楽しみにがんばりたいです」と語った。

櫻坂46は自身最大規模の全国ツアー「5th TOUR 2025 "Addiction"」を完走したばかり。そんな後輩たちの活躍は、ソロアーティストとして歩み出したばかりの小林に力を与えている。「ツアーの東京ドーム公演を観させていただいて、ファンの皆さんの温かさを感じ、このグループに自分もいたんだという誇らしさでいっぱいになりました」と温かい表情を浮かべた小林。“憧れの存在”として自分を慕っていた三期生の的野美青が、最新シングル曲「Make or Break」のセンターを務める姿については「的野は私みたいに自虐しがちなタイプだったんですけど、すごく堂々とそこに立っている姿を見て、センターというものを自分の中に落とし込めるくらい自信を持てたんだと、ちょっと親心みたいなものを感じました」とコメントし、「後輩の子が成長するにつれて、『こんな子たちが憧れてくれていたんだ』と、私にとっても自信につながりますね」と目を細めた。

8月31日には「インストアミート&グリートスペシャル」が8月31日に東京・有明ガーデンで行われる。また10月26日には、「封入シリアルイベント」として東京・TODA HALL & CONFERENCE TOKYO ホールAでスペシャルショーケースが開催される。

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