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名称非公開、ついに迎えた初ライブで渾身のパフォーマンスを届ける

「名称非公開 LIVE 2025 supported by GiGO」の様子。(Photo by fukawadaichi)
14分前2025年09月17日 11:03

名称非公開のデビューワンマンライブ「名称非公開 LIVE 2025 supported by GiGO」が9月14日に東京・ヒューリックホール東京で開催された。

名称非公開は元BiS、NARLOWのムロ葉菜子、YouTuber / TikTokerの古森もぐ、BiSの3期メンバーだったヒューガー、歌い手のいかさんの4人からなるユニット。楽曲を手がけるのはサウンドプロデューサーとして活躍するANCHORだ。「ANCHORの曲を世に広めたい」という思いを抱いたムロがANCHOR本人に声をかけたことが結成のきっかけとなった。

今年5月にデビュー曲「事勿れ主義イズダウト」を配信リリースしたのち、初ライブに向けて着々と準備を進めてきた4人は、バンドメンバーとともに満を持して観客の前へ。「事勿れ主義者に中指立てろ」などの強烈な歌詞、疾走感のあるラウドなサウンドが特徴の「事勿れ主義イズダウト」で勢いよくパフォーマンスをスタートさせた。バンドによるパワフルな生演奏、スクリーンに歌詞をドラマチックに投影するVJ演出、場内を交差するレーザー照明がライブの迫力を強固にする中、メンバーは拳を掲げながら気合いのこもった歌声を轟かせた。

続いて「ネクラズ・ビー・アンビシャス」を披露した4人は、初ライブを迎えた喜びを声ににじませながら自己紹介。ヒューガーは「思うように楽しんでいってくれたらうれしいです」と観客に呼びかけた。その後、名称非公開はANCHORが手がけたヤネウラ書房やNARLOWの楽曲をカバー。ANCHORが作詞作曲を担当した地縛少年バンド「No.7」や、ボーカロイド曲の「過食性:アイドル症候群」もセットリストに盛り込みつつ、迫真の歌とダンスを届けていった。

ムロが涙ながらに「この場所をくれてありがとうございます」と口にする場面を経て披露されたのは、「なつわるくないね」「大人に為ってしまった行儀良いわたしへ」の2曲。ここまでのアグレッシブなパフォーマンスとは趣の異なる、情感あふれる歌声が会場に充満した。清々しい空気感の「レディメイドライフ」ではメンバーと観客が一緒になってタオルを振り回し、場内が一体感で満ちていく。そして4人は「人間の唄」を力いっぱい熱唱。アンコールでもエネルギーに満ちたステージを繰り広げ、ラストの「アオハルマイノリティ」では肩を組んだり、腕を左右に振ったりと晴れやかなムードを漂わせながら笑顔で歌唱した。

セットリスト

「名称非公開 LIVE 2025 supported by GiGO」2025年9月14日 ヒューリックホール東京

01. 事勿れ主義イズダウト
02. ネクラズ・ビー・アンビシャス
03. ぜんぶ嘘じゃん。
04. ♯この人生はフィクションであり実在の人物や団体などとは関係ありません
05. 毒舌に尽くし難し
06. No.7
07. 過食性:アイドル症候群
08. なつわるくないね
09. 大人に為ってしまった行儀良いわたしへ
10. レディメイドライフ
11. 人間の唄
<アンコール>
12. こんな世界に為ろうと
13. アオハルマイノリティ

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