商品のジャケットアートワークと店内が黒一色のレコードショップ「BLACK RECORDS」が9月16日から22日まで東京・渋谷のレンタルスペース、三千里跡地にてオープンしている。このショップが、SKY-HI率いるマネジメント / レーベル・BMSGによる企画の1つであることが明らかになった。
本日9月18日に設立5周年を迎えたBMSG。これを記念し、現在渋谷エリアを舞台とした都市ジャック型の企画「BMSG STREET GALLERY」が展開されている。「BLACK RECORDS」はそのインスタレーション企画の1つ。アートワークや楽曲、アーティストという視覚的な情報や先入観を一切排除し、聴覚だけで音楽と出会うことで運命的な1曲と巡り合う特別な体験を作り出すという、実験的な取り組みだ。SKY-HIはこのショップについて「どこまでいっても、“音楽を楽しむ”を純粋に追求する、そこに妥協したくないなと常々思っているので、やりたい様にやらせていただきました」とコメントしている。
「BLACK RECORDS」では9月27、28日に東京・お台場の特設開場で開催される「BMSG FES'25」のテーマソングとして制作された新曲「GRAND CHAMP」を含む、BMSG所属アーティストの楽曲をランダムで体験できる仕組みを用意。2フロアのうち1階では展示されているレコードから好きな1枚を選ぶと、その楽曲を聴くことができる二次元バーコード付きのノベルティが渡される。地下1階では選んだレコードを、特別試聴室で試聴することが可能。レコード返却後、同じく二次元バーコード付きのノベルティがプレゼントされる。
9月17日の「BLACK RECORDS」開店前にはメディア向け内覧会が行われた。地下1階に降りてみると、自然光が遮断され、店内が真っ黒なうえに照明も控えめなことから視界がほぼ黒一色に。この空間で、さらには楽曲情報がない状態でのレコード試聴は、普段よりも聴覚が研ぎ澄まされ、特別な音楽体験となりそうだ。なお、「BLACK RECORDS」入場には予約が必要。詳細は予約サイトで確認を。
SKY-HI コメント
どこまでいっても、“音楽を楽しむ”を純粋に追求する、そこに妥協したくないなと常々思っているので、やりたい様にやらせていただきました。
深い意味がある、と思った方が思うほどは意味のある物ではないですし、なんの意味もない、と思った方が思うよりは意義のある物になると思うので、好きに楽しんでいただけたら嬉しいです。とてもかっこいい場所になっているので、また音楽やそれを取り巻く社会に真摯に向き合う機会をいただけたこと、またつくれたことがとても嬉しいです。
