8人組男女混成バンド・少年キッズボウイが昨日10月15日に東京・下北線路街 空き地で自身初の野外フリーライブを開催。雨に見舞われながらも、約200人の観客を前にアコースティック編成で7曲を披露した。
雨の下北沢に200人
下北線路街 空き地が住宅街にある会場ということもあって、この日のバンドはアコースティックギター2本、トランペット、フルートというドラム、ベースレス編成でステージに上がった。雨足が強まる中、1曲目「スラムドッグ・サリー」では普段ベースを担当する服部がフルートを演奏し、心地よい音色を響かせる。続く「君が生きる理由」では、観客がクラップをして盛り上がった。
「少年キッズボウイボウイです! 雨の中、集まってくれてありがとうございます。私たちは全員が社会人をしながらアーティスト活動をしています」とアキラ(Vo)が自己紹介し、雨降る会場に映えるナンバー「海を見に行く」をしっとりと歌い上げた。続けて山岸(G)が「今、下北沢でライブをやらせてもらってるんですが、下北沢の曲をやります」と話したあと、バンドは10月8日に配信リリースしたばかりの「下北沢ターミナル」を披露。雨がしとしと降る中、きもす(Trumpet)の吹くトランペットの音色がしっとりと響きわたった。演奏後、山岸は「『下北沢ターミナル』を聴いてくれた小田急線下北沢駅の係員が、“少年キッズボウイを応援しています”と書かれたポスターを駅構内に貼ってくれています!』と説明。少年キッズボウイは下北沢をテーマにした楽曲のほか、中野にまつわる楽曲「中野シャンゼリゼ」も披露し、ファンキーな演奏で観客を盛り上げた。
ライブの後半、少年キッズボウイは12月10日にメジャー1st EP「もっと少年キッズボウイ」をリリースすること、2026年1月24日から東名阪ツアー「少年キッズボウイのお楽しみ会~もっと少年キッズボウイ東名阪行脚~」を開催することを発表。最後に「ぼくらのラプソディー」を演奏し、場内を笑顔で満たしてライブを終えた。
なおYouTubeでは加藤マニが監督を務めた「下北沢ターミナル」のミュージックビデオが公開された。
セットリスト
少年キッズボウイ「下北沢ターミナル」リリース記念下北線路街 空き地フリーライブ 2025年10月15日 下北線路街 空き地
01. スラムドッグ・サリー
02. 君が生きる理由
03. 海を見に行く
04. 下北沢ターミナル
05. 中野シャンゼリゼ
06. キスをしようよ
07. ぼくらのラプソディー
公演情報
東名阪ツアー「少年キッズボウイのお楽しみ会~もっと少年キッズボウイ東名阪行脚~」
2026年1月24日(土)大阪府 LIVE HOUSE Pangea
<出演者>
少年キッズボウイ / and more
2026年2月7日(土)愛知県 CLUB ROCK'N'ROLL
<出演者>
少年キッズボウイ / and more
2026年2月20日(金)東京都 下北沢シャングリラ
<出演者>
少年キッズボウイ(※ワンマンライブ)
作品情報
少年キッズボウイ「もっと少年キッズボウイ」収録曲
CD
・キスをしようよ
・エバーグリーン
・下北沢ターミナル
ほか全6曲収録
初回盤DVD
・少年キッズボウイのお楽しみ会 「名前をつけてよEP」リリースイベント編 2025.02.24 Live at 渋谷7th Floorライブ映像全13曲
