She Her Her Hersのドラマーである松浦大樹のソロプロジェクト・saccharinが新曲「TONGO [Feat.松重豊]」を11月5日に配信リリースする。
「TONGO」は、12月リリースの1stアルバム「大往生」の収録曲。これまでテレビやラジオでsaccharinを紹介してきた俳優・松重豊をフィーチャリングに迎えたコラボ曲となっている。
saccharinは「“地上波に流れやしない覚悟”と謳い、活動を始めたわけだが、松重さんがTVで紹介してくれて、非常に良い意味でブランディングが崩れ、タガも外れた」とコラボのきっかけについてコメント。「Featは松重さんも人生初との事。光栄で胸焼けするが胸張れる表現ができた事に幸せを感じてる」「執着と自我を超える旅の道中、我々は何を手放し積み重ねていくのか。頓悟を目指します。もしかしたらラッパーよりラッパーかもしれない言語の達人による、言葉の放ち方をお聴きください」と楽曲について語っている。
なおsaccharinは、1月10日に東京・花やしき花劇場でワンマンライブ「歌謡激情」を開催。チケットの2次先行受付は10月31日にスタートする。
saccharin コメント
松重豊と曲を生む。
いいちこの広告みたいに、この8文字で既に楽曲紹介になる。この強すぎる塊が自分の携帯の新規フォルダに鎮座していて、全身の細胞たちが震えてるし笑ってる。“地上波に流れやしない覚悟”と謳い、活動を始めたわけだが、松重さんがTVで紹介してくれて、非常に良い意味でブランディングが崩れ、タガも外れた。
その後ラジオで邂逅し、どれだけ松重豊がブリリアントな存在かを熱弁し(黒沢清監督の地獄の警備員の話をした後、松重さんは驚いてた。打ち解けた気がした)、生まれてくる時代を間違えたねとお褒めの言葉を頂きつつ、いつかsaccharinに加わってくださいと伝えて帰路についた。
それから一年、自分の人生と周りの生死に向き合わなくてはいけない時期が突如やってきました。咀嚼できて爆誕した私的な真理の源泉は死生観を学ぶ事であり、その最深部は禅にありました。禅の曲を作る時は松重さんと表現したいと強く頭の中にあったので、オファーする前のデモから「松重さんどうぞ」など勝手に曲の節々で、本人が唄うことが決定している構成でアレンジを進めてました。なので、松重さんがNGだった場合、この曲は世に出さないと決めてました。よかったまじで。
Featは松重さんも人生初との事。光栄で胸焼けするが胸張れる表現ができた事に幸せを感じてる。死ぬ前に口ずさんでるプレイリストのトップな気がしてます。執着と自我を超える旅の道中、我々は何を手放し積み重ねていくのか。頓悟を目指します。もしかしたらラッパーよりラッパーかもしれない言語の達人による、言葉の放ち方をお聴きください。
歌謡激情
2026年1月10日(土)東京都 花やしき花劇場


